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蒸留所

プエルトリコでラム酒に溺れる!大人のテーマパーク「カサ・バカルディ」【予約必須の飲み比べツアー】

グルメピエロ(オス)です。

カリブ海の楽園プエルトリコに行ったら、絶対にオススメなのが有名ラム酒メーカーのバカルディの工場Casa Bacardi(カサ・バカルディ)。単なる工場見学から、飲み比べカクテル作りまで、様々な体験ができてしまいます。今回は、そんな大人のテーマパークをレポートします!ラム酒は安い酒と侮ることなかれ!ウイスキーに匹敵する面白さがありました。予約必須なので注意!

Casa BACARDÍ(カサ・バカルディ)

バカルディについて

バカルディは世界最大のラム酒メーカー。元々はキューバ出身の企業ですが、キューバ革命後は本社をバミューダへ移転。いまでは12カ国に生産工場を持ち、170カ国以上で展開している。日本のサッポロビールとも業務提携を結んでいます。

アクセス

ラム酒メーカーバカルディの工場、カサ・バカルディは、プエルトリコの中心地、旧市街サン・フアンから車で20分程度の距離にあります。ウーバーで8ドル程度。レンタカーでも行けますが、プエルトリコのウーバーは異様に安いので気楽に使いましょう。

ツアー概要

バカルディ工場の入場は無料。バーやお土産コーナーだけでも結構楽しめますが、オススメなのがツアーへの参加です。バカルディは21年秋時点で、予約必須です!以下の3種類から、予約をしていきましょう。

  • バー席(1人$20)
  • 飲み比べツアー (1人$75)
  • ミクソロジーツアー (1人$75)

飲み比べとミクソロジー(カクテル作り)の両方では、工場見学をしながらバカルディの歴史を学ぶことができます。ラムを深く知るために飲み比べツアーに参加しました。そしてラムの奥深さに触れることに・・・

ラム飲み比べツアー

ツアーの前に

ラムの飲み比べツアーとは一体どんなものなのか?と思いを馳せながら受付のカウンターへ。すると、コウモリのコインを渡されました。

このコインで好きなカクテル1杯と交換できます。

バーカウンターにはいろいろな種類のラムが!
「え?ラムってこんなに種類あるの?」と、初めてラムに違いがあることに気づく・・・

カクテルを注文。ワイルドスピードの映画に出てきそうな雰囲気のバーテンダー。めちゃくちゃかっこいい。

ラムを使った定番カクテル、ラムコークとモヒートを作ってもらいます。

ラムの甘みとコーラの炭酸が常夏の気候にマッチして余計に美味しく感じる。ちなみにこのコップは持ち帰れるので是非お土産に

こちらのバーテンさんは日本でのバーテン経験ありとのこと。ラテンの陽気なノリで話しかけてくれました。

決めポーズまでしっかり。

モヒートってこんなにたくさんミント使うのか!清涼感がたまらない!!

ツアーは数時間おきの開催なので、ここで1杯飲んでゆっくり時間を潰すのもありでしょう。

ラム作りを学ぶ

少し気持ちよくなったところで、いざ、工場見学へ。

入り口にはコウモリが。

コウモリは一見すると不気味なイメージですが、健康・幸福・家族の団結を意味するのだそう。スペインのサッカーチーム、バレンシアCFもコウモリがシンボルで、幸運などを意味していた気がする。

この後、歴史のビデオを見るのですが、会社のPRビデオな感じの内容であんまり頭に入ってこなかったので内容は割愛。

中には大きな樽が。ラムをこの中で寝かせているのだそう。

ラムは安いカクテルの素材というイメージですが、時間をかけて熟成した、まるでウイスキーのような種類もあるんだとか。

めちゃくちゃ躍動感があって目がそちらへ行ってしまいますが・・・注目して欲しいのは樽。それぞれの樽で違った作りがされているので、香りの違いを楽しむことができます。

待望の飲み比べ!

なんとなく作りを学んできたところで、待望の飲み比べ!
テイスティングルームに入ると、机には6種類のラムが。

色の違いは熟成年数の違い。熟成にともなって香りや味の深みが変わってくる。深くなればなるほど、カクテルではなく単体で飲むのが向いている。

ラムテースティング、まずは香りを嗅ぐところから。ガイドさん曰く人間には利き鼻というのがあるらしい。利き腕や利き足といった動かしやすい方という意味ではなく、効き鼻は嗅ぎとれるモノの違いなんだとか。なので、右鼻で嗅いだら次は左の鼻で嗅ぐように移動させる。そうすると違う匂いが感じ取れるらしい。

熟成の浅いラムは強すぎて飲むのがキツイ。カクテルにしているから気づかなかったけど、ラムってこんなに強い酒だったのかと感じるほど。

ただ、その感じも熟成8年くらいから変わってくる。日本でも買えるので是非トライしてみてください。

バカルディ エイト 40度 750ml 正規

価格:2,321円
(2020/7/6 13:01時点)

樽で熟成したことで、味がマイルドに。色もウイスキーのようになっている。

グルメピエロが最も気に入って購入したのが、10年熟成。粘度も高まり、ボトルを傾けると液体がへばり付くように落ちていく。バニラを感じ、鼻に抜ける香りは心地いい。熟成のない若いラムはただの強い酒という感じだったが、熟成を経たことでイメージも一変。深みのある、楽しみがいのある味に変貌。酒って面白いと改めて感じた瞬間でした。この10年モノは日本ではなかなか手に入らないようなので、プエルトリコを訪れたら是非買ってみてください。

大した量ではないけれど6種類も飲むともうふわふわしてくる。テイスティングなので、全部飲もうなんて思わないで、残してください。痛い目を見ることになります・・・

まとめ

店舗詳細

Casa BACARDÍ
(カサ・バカルディ)


営業時間:10:00-16:30

定休日:月・火

電話番号:+17877888400

公式サイト:https://www.bacardi.com/casa-bacardi/

予約サイト:https://www.bacardi.com/casa-bacardi/tickets/(予約必須)

住所 :PR-165, Cataño, 00949 プエルトリコ

オススメ度

★★★★☆

★☆☆☆☆ 時間の無駄
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 普通
★★★★☆ 行く価値アリ
★★★★★ 行かなきゃ損

プエルトリコを含むカリブのお酒の中心はカクテル。飲みに行く前にバカルディに来てラムについて勉強すれば、夜の街に出かけてお酒を飲むのがもっと楽しくなるはず!お酒を飲んでしまうので、そのあとに海のアクティビティを入れるのが難しくなりますが、旧市街の観光と合わせれば1日のフルで楽しめると思います。

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