トワイスアップって自分を強くする系の魔法みたいだよね。グルメピエロです。
2021年秋、ニューヨークにマンハッタン初の蒸留所が誕生しました。おしゃれなノーホーエリアにある「Great Jones Distilling Co(グレート・ジョーンズ・ディスティリング・カンパニー)」です。試飲込みの蒸留所ツアーに参加できるほか、ふらっと立ち寄れるバーやレストランも入っていて、かなり大規模です。材料には地元のものを使い「メイド・イン・ニューヨーク」にこだわっているので、お土産にも最適!ニューヨークで熟成されたウイスキーを楽しんでみては?
目次
Great Jones Distilling Co(グレート・ジョーンズ・ディスティリング・カンパニー)
マンハッタン初の蒸留所
グレート・ジョーンズは、マンハッタン初の蒸留所です。正確には、100年前にマンハッタン最後の蒸留所が閉鎖されて以来、初めての蒸留所。というのも、禁酒法により1920〜1933年にアメリカで消費のためのアルコール製造や販売が全面禁止されたからです。
全ての材料にニューヨーク産のものを使ってウイスキーを作っています。なので、ニューヨークのお土産としても最適!ボトルもとってもおしゃれなので喜ばれそう。蒸留所はマンハッタンにしてはかなり大規模で、ツアーに参加できるだけでなく、ふらっと寄れるバーがあったり、ニューヨーク食材を使ったレストランもあったり、幅広く楽しめます。
蒸留所のツアーは21年秋時点で4種類!こちらから予約できます。
- Distilling New York(蒸留所ツアー)$35
- Bourbon & Bites(ツアー+ペアリング)$60
- Canapes & Cocktails(カナッペ&カクテル)$145
- The Shake Up(カクテル作り)$110
↓ニューヨーク最古の蒸留所はブルックリンにあります。
アクセス
グレート・ジョーンズはワシントン・スクエア公園の近くでニューヨーク大学の施設がたくさん集まっているノーホー地区にあります。近くにはニューヨーク最高のタイ料理屋フィッシュ・チークスや、ミシュラン2つ星の有名店モモフク・コーもあります。
さて、エリアのグルメ情報がわかったところでグレート・ジョーンズへ。かなり立派な門構えです。
蒸留所でウイスキー飲み比べ
雰囲気の良い蒸留所
中に入ると蒸留器が展示されています。この分解して展示するやつどっかで見たことあるなと思ったら、これだった。ダイソンのCMのやつ↓↓全然関係ないので、バーへ向けて進みます。
階段を登ると、バーガあります。いい感じの雰囲気出てます。
バーで飲み比べ
今回ふらっと立ち寄ったのは、バー!キャパは30人くらいです。満席だったので席に着くまでに少し待ちましたが、蒸留所ツアーに行く前にサクッと飲む人も多いようで意外と回転は早かったです。
ウイスキーが並んでる。ラベルもかっこいい。
ウイスキーだけでなく、カクテルも色んな種類があるのでバーとしての利用もできます。
ただ、どうせだから飲み比べがしたい!ということで、今回は写真の1番下のセット「Bourbon Flight Pairng (バーボン飲み比べ)」($20)という4種類の飲み比べを選びました。
バーボンはアメリカで作ったウイスキーで、原料の半分以上をトウモロコシで作っているものを指します。ちなみに、アメリカンウイスキーは「Whiskey」、スコッチウイスキーは「Whisky」と綴りを書きます。日本やカナダのウイスキーも「e」がありません。
コースターがかわいい。リンゴマークに稲妻が走ってる。ニューヨークに衝撃が!とかそういう意味なのでしょうか?
飲み物を頼むと出てきたこのポップコーンがスーパーヒット。青のりが入ってるのか?止まらない。
バーボン4種類(左から)
① Straight Bourbon トウモロコシ、大麦、ライ麦を原料としていて、アメリカンホワイトオークの樽で4年間寝かせたモノです。香りも味もかなりあっさりしています。アルコールの感じだけが口に残る気がしました。
② Four Grain Bourbon トウモロコシ、大麦、ライ麦、小麦と名前の通り4種類の原料を使っています。①と同じ樽で同じ期間寝かせています。まろやかで樽の甘味が口の中に広がって優しく鼻から抜けていきます。オーキーでバターのような濃厚さがあります。ウイスキー初心者のグルメピエロとしてはこれがわかりやすくていい感じでした。
③ Rye 100%ライ麦で出来たウイスキーです。こちらも①・②と同じ樽・熟成期間です。少し角がある味わいで、なんだか普通でした。
④ Black Dirt Applejack リンゴのブランデーです。この中では1番口当たりまろやかで飲みやすい感じでした。フルーティーで後からスパイスが追ってきました。
隣の席の人は、水を1滴垂らして飲むワンドロップで飲んでいました。他にも、いわゆる1対1の水割りトワイスアップで注文している人もいました。ウイスキーを美味しく飲むって自分とそのウイスキー自体のベストな飲み方を探さないといけないから難しいですね。グルメピエロみたいなウイスキー初心者のために、ちゃんとカクテルが用意されています。
「Them Apples(ゼム・アップルズ)」($18)。リンゴのブランデーベースのカクテルです。爽やかでとっても飲みやすく、ハーブやカルダモンの香りが遠い異国を訪れたような雰囲気も与えてくれます。後からバニラやリンゴの香りが追いかけてきます。
グルメピエロの鍛え方が足りないのですが、やっぱり若いウイスキーって単体だと飲みにくくてカクテルにする方が良いなと思ってしまいます。前に、バカルディでラム酒を飲み比べた時も若いラムは全然違いを見出せなかったな。ただあそこは熟成20年のラム酒とかも飲み比べられたのでとっても楽しかった。ぜひプエルトリコへ!
まとめ
店舗詳細
(グレート・ジョンズ・ディスティリング・カンパニー)
営業時間:17:30-21:30(レストラン)
12:00-0:00(バー)
定休日:月・火
電話番号:+13329109880
公式サイト:http://www.greatjonesdistillingco.com/
住所:686 Broadway, New York, NY 10012
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
バー利用であればおしゃれだし、街の中心にありアクセスも良いです。グルメピエロのウイスキー歴が浅いこともあり、ウイスキー自体で感動できることはありませんでしたが、次回訪れた時にはよりウイスキーが知れるようにツアーにも参加してみたいと思います。
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