ワイン・お酒

アメリカクラフトビール100本飲み比べ①個性派ビールを徹底検証

グルメピエロ(オス)です。

新シリーズ「アメリカビール100本飲み比べ」の第1弾。

日本でも人気となっているクラフトビールですが、その本場はなんと言ってもアメリカ。スーパーに行けば100種類のクラフトビールが並んでいるなんてザラにあります。ただ、クラフトビールの味はピンからキリまでで、幅がすごい・・・しかも高いので、外した時のダメージも大きい。

ということで、グルメピエロが犠牲になったビールから絶対にオススメのビールまで、このシリーズで徹底検証します。

第1弾のラインナップ紹介

今回試した10本はこちら。

特徴的なラベルの数々。店でいかに手に取ってもらうか、戦いはラベルから始まっています。


味の美味しさはもちろんですが、クラフトビールというくらいなので、「どれだけ特徴を出しているか」「特徴を出そうと試みているか」も加味して評価していきます。

ハズレ多し 半分はハズレと思え

今回は10本中6本が「2度目はない」という結論に。

別にどのビールもまずいわけではないです。普通に飲める。ただ、そのレベルであれば大量生産のメーカー物のビールで良いとグルメピエロは考えます。(リストは左から)

  • Krebs Brewing Standard Farmhouse Pale Ale
  • Barrier Brewing Shore Shaker DIPA
  • Bronx Brewery World Gone Hazy IPA
  • Industrial Arts Brewing Wrench Northeast IPA
  • Braven Brewing Bushwick Pilsner
  • Kings County Brewers Superhero Sidekicks IPA

Kings County Brewersのビールは、味はすごく美味しかったので、キャラクターを出しているフラグシップが他にもあるのかも?

個性全開!唯一無二のビールたち

Stillwater Artisanal / Duck Sauce DIPA

2回目はないかもしれないけど「話のタネ」にというビールが「ダック・ソース」のビール。ビール屋ですら特徴がありすぎて嫌いな人は全く飲めないと言わしめる味が気になったので購入。

ラベルに思いっきりの字。確かに風味は何かしらの黒いソースを感じさせます。パンチが強いので飽きが来るのが問題ですが、新しい世界が開けることは間違いないし。全員ではなく、少なくても誰かに好かれればいいという思いっきりの良さを感じる作りにも好感が持てます。

Eviltwin Brewing / ET STAY HOME 6

今回めちゃくちゃ面白かったのがエヴィルトゥィン・ブリューイングの「ステイホーム6」というビール。

ラベルにはパイナップルや桃などフルーツがたくさん。

コップに注ぐと液体は真っ黄色で、とろみがかっている。
味は・・・フルーツそのもの。むしろ濃厚なジュースな感じです。

パパイヤやピーチなどを醸造するときに混ぜているみたい。酸っぱいと甘い口の中を行き来する面白さ。ただ、緩いとキツイので氷を入れてカクテルのようにして飲むのがいいかも。

今回の大当たりビール

2位 Threes Brewing / Logical Conclusion IPA

2位はスリーズ・ブリューイングのフラグシップのビール「ロジカル・コンクルージョン IPA」。この醸造所のビールはとてもレベルが高く、何を飲んでも美味しい。ただ、そんな中でフラグシップなだけあってこのビールはレベルが高い!

ビールの種類はIPAの中でもHazy IPA(ヘイジー・アイピーエー)に分類されます。ヘイジーIPAはIPAなのに苦味が少なく柔らか味わいなのが特徴。Hazyは霞んだ・もやのかかったという意味で、コップに注ぐと向こう側が見えない濃厚な色合いです。

トロピカルなフルーツの香り。飲むととてもクリーミー。優しい作りなので、IPA苦手という人でも試せるのがいいところ。おそらく女子受けもいいと思います。

同じブルワリーのビールがどうやら日本でも手に入るようです。ぜひチェックしてみてください!

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1位 Sixpoint Brewery / Cosmic Handshake

今回の大発見となったのが、シックスポイント・ブルワリーの「コズミック・ハンドシェイク」

桃系の酸味で余韻のある香り。キンキンにしてしまうと味や香りを損なってしまうので、少し冷たいくらいがちょうどいい。

製造スタイルとして記されている「サワー・ニューイングランドDIPA」というのがとても気になる。『つまりはどういうこと?』おそらく、サワー・スタイルとIPAのスタイルがを掛け合わせた作りなのかと。だからこそのこの名前をつけたのだと推測しています。とてつもなく壮大な出会いのような感じがします。しかもまだまだ進化の余地がありそうなところも面白い。

ちなみにこれはNYのトレーダージョーズで買ったのですが、店員が「私、大好きなの!」とレジ打ちの途中に言ってきました。あの店員のセンスは間違っていなかった。ただ、一緒に買った他のビールについても「微妙だよ」とか教えてくれたらよかったのに・・・

1〜10本目までの総括

今回のビール飲み比べ、当たりは2本。まるでギャンブルのような当たり具合です・・・しかも1本は以前から美味しいことを知っていたブルワリーのものなので実質1/9の当たり。先が思いやられます・・・。ただ、当たりの2本に関しては今後も定期的に飲みたいレベルなのでいい出会いでした。

NYのブルワリー巡りはこちらをチェック!

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