あの時、違う選択をしていたなら?グルメピエロ(オス)です。
カリフォルニアの中でも注目度を高めているワインの産地がパソ・ロブレス。ナパやソノマほど土地が高騰しておらず、新しいワインメーカーも参入をしている土地。そんな場所で今回訪れたのが、日本でも1度だけ飲んだことがあり、惚れてしまったワイナリーの「Dark Star Cellars(ダーク・スター・セラーズ)」。ワインを作っているのは元弁護士。法廷から農地へ、異色のキャリアを歩むワイナリーへいざ!
Dark Star Cellars(ダーク・スター・セラーズ)
アクセス
ダーク・スターは、パソロブレスのダウンタウンから車で10分程度の距離にあります。近くには、グルメピエロが大好きなオースティン・ホープもあります。
あまり有名ではない、このワイナリーをなぜ知っていたのかというと、実は日本に住んでいた頃に一度飲んだことがあり、とても印象に残っていたから。いつかワイナリーに行ってみたいなと思いながら、西へ向かう機会を伺っていました。
グルメピエロが初めてダーク・セラーを試したのは、東京都目黒区にあるオルニスというワインショップの試飲会。とても果実味があって、それでいて繊細さもあったり、でも手が届きやすい。そこが気に入った部分でした。それから数年。やっとこさ、現地へ!
畑の中にポツンとある建物。こちらがテイスティングルームです。鶏が走っていたり、このワイナリーの子がそれを追いかけていたり、とてもアットホームな雰囲気。
ワイナリーを訪問したのは、バーを閉めるギリギリのタイミングでした。ただ、日本で飲んだことがあってどうしても訪問してみたかったということを伝えると、奥からオーナーが登場。「とても嬉しいことだから、醸造バックグラウンドを見せるよ」と案内までしてくれました。ラッキー!
弁護士のワイナリー
セラーの中はたくさんの樽!昔のビンテージも置いてありました。
ワインのラベルもこんな感じで作っていて、意外と手作業。小さいところはこんな感じでやるんですかね。
味の違いや方向性の違いなど、説明をしてくれた。そして完成前段階の試飲までさせてくれる。なんて太っ腹な!なんとなく作り中のワインは、どぶろくのような発酵している感。
ちなみにこの人がオーナーで元弁護士。確かにこの眼光で力説されたら説得力がありそうだ。
見せてくれたのは、細かくブロック状になった木材。オークのブロックを入れて香りや味の調整を行ったりもするんだと、テクニックまでとても丁寧に教えてくれた。
そして、「で、ウチで働くんだろ?」と、これはジョークなのか?グルメピエロはこの時、日本での新しい仕事が決まっていたのでリアルなトーンでお断りをしてしまったが、あの時もっと聞いていたら今頃ワインメーカーになっていたのだろうか?(笑)
さてさて、タダで色々な味を試させてもらっているのですが、もっと飲みたい!ということで先程のテイスティングルームへ戻ります。
日本では飲んだことのなかった、白にもトライ。左はソービニオンブランです。なんていうか味覚的に想像するブドウっぽさがぎゅっとした感じ。結構甘みがあります。
右はジンファンデル。明るくて溌剌とした爽やかな赤。
他にもカベルネフランや、フラグシップの「Ricordati(リコルダーティ)」というボルドーブレンド。これ、これ、これ!と思い出すこの豊かな果実味と、それでいてバランス感もあるこの感じ。これを飲んで来たいと思ったんだよなと思い出させてくれた。うます。
まとめ
店舗詳細
(ダーク・スター・セラーズ)
営業時間:10:00〜17:30
電話番号:+18052372389
公式サイト:https://www.darkstarcellars.com/
予約サイト:https://www.exploretock.com/dark-star-cellars-paso-robles/search
子連れ情報:ベビーカーOK
住所:2985 Anderson Rd, Paso Robles, CA 93446
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
これはグルメピエロがたまたまの体験だったのか、そうではないのか微妙な線ですが、働く人はとても親切でここまでいろいろなことを教えてくれるのかと、とても感銘を受けました。このワイナリーで働く人の子どもも気ままに遊んでいて、子どもがウェルカムな雰囲気なのも嬉しい。もちろんワインも美味しいしね。日本でも飲めるので是非!
↓アメリカワインの中心地の存在ももちろんお忘れなく。
↓大変励みになりますので、以下のバナーをポチッとクリックしてくださると嬉しいです!ランキングチェックもここから〜
にほんブログ村