アメリカの本当に良い部分は大自然だと思う。グルメピエロ(オス)です。
アメリカ屈指の人気スポットが、カリフォルニア州にある「Yosemite National Park(ヨセミテ国立公園)」。アメリカ最大の落差を誇る滝や、山のように巨大な一枚岩、2000年も生きるとされる巨大樹木と全てがとてつもないスケールで、観光客を圧倒します。一度は見たことがあるようなアメリカビューが満載のこの国立公園の見どころを紹介します。
アメリカ国立公園シリーズ第8弾!過去のシリーズはこちらから。
目次
ヨセミテ国立公園
ヨセミテってどんなところ?
ヨセミテは、カリフォルニア州中部のシェラネバダ山脈西側に広がる国立公園。1890年にイエローストーンとセコイアに次ぐ3番目の国立公園となりました。
アメリカ最大の落差を持つ「ヨセミテ滝」や、巨大な岩山「エル・キャピタン」などなど、写真で一度は見た「あの場所・この場所」がたくさん詰まった国立公園で、これらの場所を見ようと、年間400万人ほどの人が訪れる一大観光地です。
約3000平方キロメートルにもなる広大な自然が国立公園となっていて、そのほとんどが手付かずの大自然です。一方で、一般的な観光客が訪れる&主要観光エリアはヨセミテ渓谷と呼ばれるエリアで、ここはとてもとても混雑します。駐車場もありますが、ハイシーズン時には望んだところに駐車できないことも。戦略的に、パーク内のホテルを取る、もしくは近隣のホテルを取るなどして時間を節約しつつ見どころ回るのがオススメ。
ちなみに、アップルのMacを長く使っているユーザーなら、OSのコードネームとして登場したことで親しみがあるかも知れません。2014・15年にヨセミテとエル・キャピタンという名前が付けられていましたね。アップルはカリフォルニアの企業だけあって、カリフォルニア州の場所の名前がついてますね。余談でした・・・(笑)
ベストシーズン
ヨセミテは雪があり、冬や春の早い時期は入れないところも多々存在します。また夏は多くの人々が押し寄せることや、滝が枯れる可能性などを踏まえると5〜6月ごろの初夏がベストシーズンと言えそうです。
野生動物で食わせることを可能性を考えても、やっぱり初夏は良いシーズンですね。
料金
入場料は車1台あたり$35で7日間有効です。ただ、車での入園は予約が必要です。曜日やシーズンによって違うので、要注意。公式サイトをチェックして下さい。
ちなみに、年に何度か無料で入れる日もあります。
アクセス
最寄りの大都市はサンフランシスコ。ただ車でノンストップで進んでも4時間かかります。ロサンゼルスからは6時間ほど。どちらにしろ、長距離の運転が必要なため、パーク周辺もしくはパーク内でホテルを取ることをオススメします。
住んでるところによりますが、カリフォルニア州在住者でも弾丸旅行はキツイ気がします。グルメピエロはロサンゼルスからサンフランシスコまで9日程度使ったロードトリップの最中に訪れ、2泊3日をパークで過ごしました。ポイントをしっかり抑えつつ、のんびりもしようと思うとこのくらいの日程感がオススメ。
ヨセミテ国立公園旅マップ
今回巡ったスポットをマップでまとめています。
ヨセミテ国立公園の見どころ
トンネルビュー
パークの南口から入り、ヨセミテ渓谷へと向かうトンネルの先に待ち構えている絶景が「Tunnel View(トンネル・ビュー)」。人工物が一切見えない、大自然パノラマが広がっています。
トンネルを抜けた先に左右二つの駐車場があります。この駐車場、回転は早いもののかなり混んでいるので、運もしくは粘り強く待つことが必要です。 特に日中は車の出入りがすごい。
右端の写真のように、風景をみるポイントがあります。
グルメピエロは2度この場所を訪れました。日中(左)と夕方(右)。シーズンや訪れる時間で大きく表情が変わるのでしょう、とても美しい場所です。
左のエル・キャピタン、奥に見えるハーフ・ドーム、右のブライダル滝を一挙に見渡すことができます。おそらく通る場所ですので、必ず足を止めることをオススメします。
エル・キャピタン
聳え立つこの岩山、これが先ほどのトンネルビューの場所からも見えた「El Capitan(エル・キャピタン)」です。山のように大きなこれ、実は花崗岩の1枚岩なんだそう。
ヨセミテ滝
アメリカ最大の落差の滝がこの「ヨセミテ滝」です。約740メートルというとんでもない落差を誇るこの滝は上部の「アッパーフォール」と中部の「ミドルカスケード」、下部の「ロウアーフォール」の3つで構成されています。
滝は夏には枯れてしまうことがほとんどで、11月ごろから7月ごろまでが見頃。最も多くの水量があるのは5月です。ちなみに、これは5月の写真。
上と下、どちらも近くまで行けるトレイルがあり、グルメピエロは1歳のグルメピエ子を連れてロウアーのトレイルへ向かいました。
近づけば近づくほど、大きさと勢いに圧倒されます。こちらがロウアーフォール。水飛沫が凄すぎて、近くに寄ると真っ白の世界が広がります。
ハーフドーム
半球をぶった斬ったような見た目からこの名前がついたんだとか。氷河によって削られてできた形だそうで・・・自然て、すごい。
ハイキングやクライミングで山頂まで向かうこともできます。
ザ・アワニー
1920年からこの地にある老舗ホテル「The Ahwahnee(ザ・アワニー)」。国立公園に泊まるという素敵な思い出をここで作るのはいかがでしょう?ご飯も結構いけるし、めっちゃ雰囲気いいです。オススメ。
詳しくはこちら↓↓↓
マリポーザ・グローブ
ヨセミテ国立公園内で、中心地から外れたポイントにある人気観光スポットがこの「Mariposa Grove(マリポーザグローブ)」。南の入り口から入ってすぐのところにあるのですが、車で近くまで行くことは出来ません。歩きもしくは、バスで登る必要があります。
歩きは結構キツくて、写真の②の位置から①までは、坂を30分くらい登ることになるので、無料バスの運行は要チェック。グルメピエロが行った時はなぜかバスが走っていなかったので、そんなことがあることも含めて時間に余裕を持っていきましょう。
倒れてしまった木ですら撮影スポットに。トレッキングコースがいくつもあって、どこまで行くのかで時間が変わります。グルメピエロは割と短めのコースを回りましたが、それでもゆっくり木を見上げたり、歴史に思いをはせたりしているうちに1時間くらいはあっと言う間に経ってしまいました。
とにかく、とにかくデカイ。ジャイアントセコイアと呼ばれるこの種は、大きいものでは90メートルになるものもあるんだとか。しかも樹齢は2000年とも言われ、気が遠くなるほどの時間を生きています。生命すごい。
パーク内グルメ
ビレッジ・グリル
先ほど、紹介したアワニーホテルでのビュッフェを除き、パーク内のご飯は微妙です。これはどこの国立公園にも言えることですが、やっぱりディズニーランドを期待してはいけません。それなりなのです。
パーク内で食事を提供している場所が少ないこともあり、こんな感じのお店ですがとっても人気。今回行ったのは、「Village Grill(ビレッジ・グリル)」です。
フィッシュサンドのセット(スイカ付き)とポテトを頼んで、$24ほどでした。味は見ての通りのお味です。
まとめ
公式情報
(ヨセミテ国立公園)
入園料:車1台につき$35
公式サイト:https://www.nps.gov/yose/index.htm
予約サイト:https://www.nps.gov/yose/planyourvisit/fees.htm#spci_B12D751F-9156-8226-B302786C1EFE5A60
オススメ度
★☆☆☆☆ 時間の無駄
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 普通
★★★★☆ 行く価値アリ
★★★★★ 行かなきゃ損!
主要スポットがコンパクトにまとまっているため、他の国立公園と比べて一気に観光スポットを巡ることができるので観光目線の楽しみ方にはとってもナイスな場所です。パーク内に泊まれるならさらによし。自然のダイナミズムを感じれる初夏に訪れることをオススメします!
国立公園はどこもすごいけど、やっぱここ!
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