アメリカ

現地観戦記|アーセナルがニューヨークへやって来た!宿敵ユナイテッド戦で冨安は左SB【レジェンドに遭遇】

もうかれこれ20年以上のアーセナルファン。グルメピエロ(オス)です。

サッカープレミアリーグのアーセナルがアメリカツアーでニューヨークへやって来ました!いつもはアメリカンフットボールやライブ会場として使われるメットライフ・スタジアムで宿敵マンチェスター・ユナイテッドと相対します。現地で冨安選手の真後ろから見た観戦記を本日はお届けします。

いつもグルメ・旅行記事を待っていただいている読者みなさま、すみません。でも生粋のアーセナルファンなので今日だけはご容赦ください(笑)

アーセナル・NYツアー

レジェンドと対面!

アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの試合を前にニューヨーク・マンハッタンの五番街にあるアディダスの旗艦店でアーセナルのレジェンドがトークショーを行いました。事前に知らされていなかった気がするのですが、6時開始の数時間前に突然アーセナルのインスタグラムのストーリーに告知があったので、仕事をサクッと切り上げて向かいました。

6時に店舗についてみると、時すでに遅し。めっちゃ人が・・・そして何やらユナイテッドのファンもチラホラ。「どういうこと?」と思っていたら、どうやらユナイテッドのレジェンドも来るらしい。どうでもいいや・・・

やって来ました。アーセナルのレジェンド!ロムフォードのペレことレイ・パーラーと無敗優勝メンバーのローレン。ローレンはとにかくウイイレで使ってた記憶があります。その後のエブエとのギャップがすごかったな・・・サニャ取るまでの右SBの心許なさたるや・・・ということで、個人的にはアーセナルの絶対的な右SBのイメージが強いローレン。会えてめっちゃ嬉しい。

レジェンドの話を聞くのは、人がたくさんいすぎたので早々に諦めて、サインをもらうために列に並びました。待っている間にアーセナルのピンバッチをゲット。イエイ。

さて、念願のレジェンドのサイン会。グルメピエ子には91~93のアウェイユニをモチーフにしたドレスを着せていきました。すると、レイ・パーラーから「俺がデビューした時の柄だね!」とめっちゃ笑顔で話しかけてもらいました。

しっかりと背中にもサインをもらい、訳もわからずレジェンドに会いグルメピエ子のアーセナル英才教育、1日目が終了。

カードも配っていて、それにもサインをもらえました。宝物だ。

アーセナルVS マンチェスター・ユナイテッド

7月22日、メットライフ・スタジアムにてアーセナルVSマンチェスター・ユナイテッドの試合です。この日は、電車が急にキャンセルになったりとアメリカらしさをひたすら感じさせられた試合。ウォーミングアップから見たかったのですが、到着はギリギリに。

プレミアリーグの試合にもかかわらず、試合開始前にアメリカ国家が流れたのは少しチグハグな感じがしましたが、それでもやっぱりこの人数で、この空気感で聞くアメリカ国家は心震えるものがある。

観客動員数は8万2262人で、このスタジアムで行うサッカーの試合として最多。ちなみにここのフルキャパは8万2500人なので、ほぼほぼマックス。ロンドンのエミレーツスタジアムより断然多い。

さて、アーセナルのスターティングメンバーは以下の通り。

FW:マルティネッリ・エンティケア・サカ
MF:ハヴァーツ・ライス・ウーデゴール
DF:冨安・マガリャンイス・サリバ・ティンバー
GK:ラムズデール

去年までのホワイト右SBというののプランBを作ろうとしているようなディフェンスラインです。ティンバーが右に大きく上がり、冨安が守備的に入るのかなと予想されるラインナップ。退団したジャカのポジションのところに、ハヴァーツが入るというのが、獲得時から噂された通りの起用法となりました。

グルメピエロの席は左SBを守る冨安の真後ろ。ワイドに構えるマルティネッリがいることもあって、冨安は割と絞り気味に位置することが多く、ただ左に少し流れながらボールを持ちたいマガリャンイスとの距離感があまり良くないように感じました。これは、テレビカメラポジションから見ると、いい構えに見えたでしょうか?

昨シーズンはシーズンは、ジンチェンコが中に入ってくるために、もう少しペナルティエリアの幅くらいのところでボールを持つことが多かったマガリャンイスということもあって、冨安との距離感が難しいように感じました。グルメピエロ(オス)が感じるくらいなので、二人は身振り手振りで、めちゃくちゃ話していました。ティンバーが、お前どのポジションやねんというくらい前までプレスをかけにいっていることもあり、後ろは基本3バック気味。

ただ、いい形ができるのは、冨安が中へ切り返して、右サイドに張るサカにボールを流せた時だけ、という少し気がかりな展開が続きます。アーセナルは明確にプランBを試しすぎて回っていない感じがすごかった。こういうのもプレシーズンならではということでしょうか?

アーセナルの前半で最も気になったのは、ハバーツ。誰かに声をかけているようなそぶりもなく、コミュニケーションがあまりないように感じた。インサイドハーフで出ていることもあり、後ろまで戻っての守備の場面もあったけど、寄せの甘さをすごく感じました。プレシーズンの強度ということもありますが、ジャカが抜けたということもあり、あのフワフワしたポジショニングは気になってしまいました。冨安、マルティネッリとの連携が取れていなかったこともあり、「あれ?いた?」的な印象も強い。個人的には、ここでトロサールを使って欲しい。

プランB試しがハマらず、左サイドから崩されて失点。しっかりサイドに戻っていたマルティねっりと違って、ハバーツがブルーノ何某を後ろから追っていたのが気になったところ。その後は、マガリャンイスの空振りから失点。攻撃ユニットは昨シーズンでもあった形ながら前にボールがいい形で入らないまま、前半が終了。

さて、後半は冨安をティアニーに変えるだけで残りは継続。良い形があまりできないまま、残りのメンバーを入れ替えました。ティアニーを適性がないのに偽SBにするいつものアルテタから、ワイドに多めに出したところに希望を感じました。ティアニーの前にスミスロウを置けたのもプランXとして今年は使いたいところ。

サカの動き出しの勢いはマジですごい。早い。ここを守ると思ったら前日からきっと寝られない。

昨シーズンと違い、本気で優勝候補と目される中でプランAが行き詰まる可能性が多々予想される次のシーズンは、アルテタがどんなプランB、プランCを用意できるかに期待。ニューヨークにアーセナルのファンがたくさんいることを知れたことも収穫。負けたけど、プレシーズンだし、よし。

グルメ記事を待っていてくれている皆さん、グルメピエロ(オス)の趣味に付き合っていただきありがとうございました。

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