ナパ・ソノマ

ナパバレー|クールなラベルが目印「オリン・スウィフト」【新作ワイン作りにアイディアを貸すの巻】

グルメピエロ(オス)です。

ワインは好きだけど、ワインのラベルって似通ってて覚えられない。そんな我々の考えを一発で吹き飛ばしたワイナリー「オリン・スウィフト・セラーズ」を紹介します。絶対に忘れないクールなデザインのラベルを連発。しかも確かな実力も兼ね備えているので、ガッカリなんてあり得ない。今回はナパでワイナリー主催のテイスティングに参加。いままさに作ろうとしている新作ワイン作りにも参加してきました。そんな体験も含めてレポートします。

Orin Swift Cellars(オリン・スウィフト・セラーズ)

オリン・スウィフトってどんなワイナリー?

グルメピエロのインスタに度々登場するオリン・スウィフトのワイン。ラベルのかっこよさだけじゃなく、味が素晴らしいのが特徴。ずいぶん前に飲んだパピヨンは忘れられない。まずこの手のラベルがかっこいい。これを見る度に全然違うんだけど、なぜかハーヴェイ・カイテル主演の映画「スモーク」のDVDパッケージを思い出してしまう。

ずいぶん前に飲んだパピヨンは忘れられない。インクのように濃いガーネット色ブラックベリーの香りの中にほんのりと甘い匂い。ほんのりキャラメルのような香りがしてなんだか“ディズニーランド”みたいな香りがした。

少し高いけどこれは日本からでも買えるのでぜひ。

パピヨン [2018] 750ml(オリン・スウィフト・セラーズ)アメリカ/カリフォルニア ナパ・バレー 赤ワイン Papillon Orin Swift Cellars

オリン・スウィフトは自分の畑を持たないで選び抜いた畑と契約をしてワインを作っています。少し前に紹介したプリズナーと同じやり方です。というのもプリズナーはオリン・スウィフトからスピンオフしたワイナリーなのです。

詳しくはこちら↓↓

オリン・スウィフトの作り手は、大学在学中にイタリアを訪れた際にワインに惚れ込みワイン醸造家の道へ。モンダヴィオーパスワンでブドウの収穫を経験したんだとか。その後、ナパの他のワイナリーでも修行。ワイン醸造の知識を吸収して独立して自身のワイナリーを作ったのだそうです。

アクセス

オリン・スウィフトはセント・ヘレナの中心に拠点を構えています。グルメピエロが訪れた時はコロナからの回復期間だったこともあり、他のワイナリーに間借りしてアウトサイドでワインを提供していました。今後もこのスタイルが続くのかは、公式サイトを要チェック(1番下にまとめています)!

仮設でもカラーを発揮

我々が訪れた時は「ルイス M マティーニ・ワイナリー」というモンダヴィやオーパスワンの割と近くの場所の1角を借りて営業していました。ナパのワイントレインの線路沿い。

アウトサイドにテントが作られ、30人くらいのキャパがあるようです。

建物の内部は仮説ながらオリン・スウィフトのカラーを存分に発揮。

この少しダークな感じたまりませんね。ドラクエなら絶対に悪魔属性のモンスターがたくさん出てくるダンジョンという感じ・・・(笑) 額に入っているのがワインのラベルのデザイン。いやーどれもかっこいい。確実に絶対忘れない。

ワイン飲み比べ  

まずはウェルカム白ワイン。ソービニオン・ブランが出てきました(タダ)。

フレンチオークで寝かせているので樽感がしっかりある。個人的にこれは爽やかさと樽のもったり感のどっちつかずという感じであまり好きじゃなかった(タダなんだから文句言うな(笑))

1セット4種類の飲み比べが3パターン。我々はロック($20)とシザース($50)の2つを注文しました。

【ロック($20)】  右から左へ。価格は公式サイトで購入したときのものです。
① Mannequin/マネキン($35):シャルドネ。香りは爽やかだけど味はしっかり樽っぽさを感じる。
② Slander/スランダー($50):ピノノワール。オリン・スウィフトにしては明るくパキッとした味。
③ 8 years in the desert/エイト・イヤーズ・イン・デザート($45):ジンファンデル 。ジューシー。
④ Abstract/アブストラクト($38):赤ブレンド。ブルーベリーとカシスが香るデイリーワインな感じ。


ロックはスランダー以外飲んだことがあったのだけど、8 yearsが飲みたくて選んだ。

このワインは、プリズナーブランドがスピンオフした時に8年間ジンファンデルのワインを作らないと契約。そこから名前を取ったのだとか。思い入れがあるからかめっちゃ美味い。これもデザインが本当にイカしてる。

【シザース($50)】左から右へ。価格は公式サイトで購入時。
①Palermo/パレルモ($55):カベルネ・ソービニオン。花のような明るく香り。優しく飲みやすい。
②Papillon/パピヨン($70):ボルドーブレンド。樽感は優しく、ハチミツのような香りも。
③Mercury Head 2017/マーキュリー・ヘッド($-):カベソー。グリーンで梅のような香り。ストレートな味わい。
④Mercury Head 2018/マーキュリー・ヘッド($130):17年よりも滑らかで飲みやすく、ふくよかさがある。この年からメルローをブレンドに入れているらしい。

冒頭で紹介したパピヨンだけでなく、マーキュリー・ヘッドを飲み比べできるのがいい。

自宅で飲むには開かせるのにかなり時間がかかったので、こうしたところで体験できるのはかなりいい。

新作ワイン作りに参加

最初の注文時に我々は見逃していたのですが「ダブル テイク アッドオン テイスティング($15)」というセットがあります。これがいままさにオリン・スウィフトが開発中の新作ワインなのです。

オリン・スウィフトはメルローの地位が高くないと思っていて、その考えを変えるようなワインを作ろうとしているそうです。

Double/ダブル:オーキーでハチミツっぽい香り、果実味が他のワインと比べて1番前面に押し出されている感じがした。心地いい余韻がづづいた。
Take/テイク:フルーティーでふくよかな香り。ベリー系の香りも感じる。プチ・ベルドやカベルネ・フランをほんの少し混ぜているのだそう。舌触りは優しく、ベリー系とカシスを感じる。味的にはなんかかっこいい感じ。

飲んだ後にオンラインでどちらが美味しかったかのか投票を行います。勝った方が商品化!!ポケビ・ブラビ方式ですね(笑)。

グルメピエロの投票時は本当に僅差でした。我々が選んだのは「テイク」!!我々の投票で商品化に近づいたのでは?と思うと楽しい。

まとめ

店舗詳細

Orin Swift Cellars
(オリン・スウィフト・セラーズ)


営業時間:11:00~17:00

定休日:なし

電話番号:+17079679179

公式サイト:https://www.orinswift.com/index.cfm

予約サイト:https://www.cellarpass.com/profile/orin-swift

住所:1325 Main St, St Helena, CA 94574

オススメ度

★★★★☆

★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店

※自信を持ってオススメするのが★4以上!

どれもこれも美味い。実力も兼ね備えていて、ラベルは美しい。なんだか才色兼備的な感じ。こんなのが人だったら学校で絶対モテただろうなといらない妄想をしてしまいました・・・(笑) 新作ワインへの参加というイベントはとても楽しく、自分の考えがもしかして新作に影響するのでは?というのは飲む時にピリリと緊張感を与えてくれました。畑を持たない分、体験の部分の強化が面白かったです。

グルメピエロが訪問したナパバレーの素晴らしいワイナリーを集めました!!こちらもよろしくお願いします!

オリン・スウィフトでの体験を映像にまとめました!ぜひYouTubeもチェックしてみてください!

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