ニューヨークグルメを食べ尽くしたい、グルメピエロ(メス)です。
ずーっと行ってみたかったミシュラン1つ星の懐石料理「Hirohisa(ひろ久)」に先日行ってきました!こちらのシェフは、100年以上前から福井県越前で代々飲食業を営んできたという林寛久さん。地元の越前焼や越前漆器などの素敵な器を使っていて、上品な味わいの美しい料理たちを彩ります。もう、ここは日本です。おまかせコースだけじゃなく、アラカルトもあるので、使い勝手も良いお店ではないでしょうか!
Hirohisa(ひろ久)
アクセス
ひろ久があるのは、マンハッタン南部のソーホー地区。
↓近くのオススメスイーツ。
ひっそりとした門がまえ。素敵です。
5月のおまかせコース
メニューは、おまかせコース($160)またはアラカルトが選べます!今回はおまかせで。こういうしっかりとした懐石料理のお店でアラカルトを用意してるのは、めちゃくちゃ嬉しい。
初っ端から日本酒いっちゃいます。尾瀬の雪解けで、乾杯〜!
こちらは先付けの「焼き胡麻豆腐のウニのせ」。最高。胡麻豆腐の表面、カリッと焼いてあります。中はとろぉ〜としていて、あたたかい。その上に北海道産のウニ!濃厚×濃厚の神コンボ。あと10個食べられます。
「鴨胸肉のロースト」。こちらの鴨胸肉は、ニューヨーク・ハドソンバレー産とのこと!しっとりと仕上がった鴨胸肉は、甘辛のマスタードソースを添えていただきます。行者ニンニクとこごみも添えてあり、一緒にいただくと幸せの極み。
「ソフトシェルクラブ南蛮漬け」。ソフトシェルクラブは、メリーランド産。南蛮漬けって、どうしてこんなに美味しいのでしょう。シャキシャキのお野菜と、しっとり味が染み込んだソフトシェルクラブは最高の組み合わせ。酸味が強過ぎず、優しい味付けです。
日本酒、お次は鳥取県の鷹勇。こちらは初めて飲む日本酒だった。
「毛蟹真丈」。これはね、もう「優しさに包まれたなら」ならぬ「毛蟹に包まれたなら」といった気持ち(意味不明)。ふわぁ〜〜〜っと包み込む、めちゃくちゃ上品、優しーい味。お出汁も京都を感じさせる、最上級の上品ぶり。蟹の身はプリっぷりでした。
「アジの胡麻和え」。なんか、コースのメニューにのっていないの出てきた!胡麻と醤油の味がしっかり絡んでいて、兵庫産アジはこれまた身がプリっとしてる。これ、出汁茶漬けにしたら絶対最高。お持ち帰り用にもっとください(笑)
「お造り」。スペインのマグロに、長崎の白イカ、静岡の鯒(こち)。イカ、甘いです。
続きまして、越前の酒です。福千歳の徳。山廃仕込みです。
本当に、器がどれも美しい。出てくるお猪口まで、全部素敵!!!あぁ、素敵な器を買いに日本に帰りたい・・・。
「大鮃」。これまた味わい深い、上品な一皿。大鮃はあっさりとした白身魚。ほうれん草のピューレに抹茶パウダーが添えてあります。
↓大鮃、メイン州でも食べた!笑
「和州牛タン」。牛タンを焼いたものと、煮込んだもの2種類です。コリコリの焼き、柔らかくて味がしっかり染み込んだ煮込みの対比が楽しい美味しい。
「はらすごはん」。これ、今日一番の感動の品!!!!これだけでも、食べに行きたいレベル。はらすの程よい脂身が口の中で溶け、程よい塩っけがアクセントとなり、ふっくら炊いた白ご飯と最高の友。これはお茶碗あと3杯いけます(現実的な数字笑)。
はらすご飯の上に乗っかるはずのいくら。いくらアレルギーと伝えていたので、別添えにしてくれました!
こちらは「鶏そぼろごはん」。重すぎない、あっさりめのそぼろご飯。〆にちょうど良い味わいです。
これもメニューに入っていませんが、「お蕎麦あったら食べられますか?」と聞かれ「食べます!」と即答。このお蕎麦、しっかりしていて喉越しがよく、細めで、とっても美味しい。ツルツルっと入っていきます。お出汁は、甘みを感じる。
「抹茶パフェ」。デザートも最高です。スポンジも入ってて、しっかりパフェになってる。濃厚抹茶アイス美味しい。
まとめ
お会計
3人でチップ前$623.85(1人$208)でした!ビール1杯に、日本酒はカラフェで3種類飲んでます。
店舗詳細
(ひろ久)
営業時間:月〜金 12:00-14:00, 17:30-22:00
土・日 17:00-22:00
定休日:なし
電話番号:+12129251613
公式サイト:https://www.hirohisa.nyc/
予約サイト:https://resy.com/cities/ny/hirohisa
住所:73 Thompson St, New York, NY 10012
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
ガツンと脳髄に響いてくる料理も多い一方で、うどんは絶対に関東だし派、しっかりした味付けが好きな私にとっては、少々上品すぎた感がありました。それゆえ、写真を見返しても「あれ、これどういう味だったけ?」という料理も。あと甘さを感じる味付けも多く、これも関西の香りを感じた要因かな?これは完全に好みの問題だと思います。料理の繊細さや美しさ、素敵な器の取り揃えなどは格別。ニューヨークで日本を体験できる素晴らしいお店であることは間違いないです!
↓素敵な日本食、ニューヨークにたくさん。
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