ふ、ふなき〜。グルメピエロです。
ジャンプ団体など記憶に残る数々の名場面を生んだ長野オリンピックですが、その次のオリンピック開催地に選ばれた街として有名なのがユタ州「Salt Lake City(ソルトレイクシティ)」です。冬のスキーシーズンはもちろん、北はイエローストーン南はザイオンなど国立公園へ向かう拠点としても有名です。そしてもちろん外せないのは街の名前にもなっているグレート・ソルトレイク。巨大な塩湖は必見です。そんなソルトレイクシティの観光やホテル、グルメ情報をお届けします!
目次
ユタ州ソルトレイクシティ
アクセス
ソルトレイクシティはユタ州の北部、ソルトレイクに隣接する街。北側のワイオミング州に位置するイエローストーンやグランド・ティトンなど緑あふれる国立公園への玄関口となるほか、南側にはザイオンやアーチズ、ブライスキャニオンなどユタ州に5つある国立公園への拠点にもなっていて多くの人がハブとして訪れます。
ソルトレイクシティに向かう道中。赤い壁がカッコイイ。#アメリカ生活 pic.twitter.com/uiyj9Q2ZQI
— グルメピエロ@NY🇺🇸 (@gourmetpierrot) November 19, 2021
ユタ州はソルトレイクから離れると広野が広がっていたり、重厚な崖など様々な景色を見ることができます。
北側にあるグランド・ティトンは緑豊かで美しい場所。イエローストーンと是非セットで訪れてみてください!
ソルトレイクシティってどんなところ?
ソルトレイクはユタ州最大の街で、2002年に冬季オリンピックが開催されたことで有名な場所です。多くの名場面を残した1998年の長野オリンピックに比べて獲得したメダルが少ないことなどから日本人的にはあまり記憶に残っていない場所ですが、訪れてみるとすごく綺麗な街でびっくり。治安も良くオリンピック開催に選ばれるのがわかります。冬季オリンピック開催地に選ばれるくらい、スキーシーズンは有名で多くのスキーリゾートもあります。
街はこんな感じ、車メインの街です。正直これまで行った街のなかでも、最高レベルに見るものがない街でした(笑)ここに1泊以上はキツイかも。グルメピエロのオススメはあくまで拠点としての活用です。
最大の特徴はグレート・ソルトレイク。ソルトレイクのその名の通り塩湖で、その濃度は場所によって5〜27%と海(3.5%)よりも圧倒的に塩分濃度が高いことで知られています。ソルトレイクの周りには独自の生態系が広がり、バイソンなどを見ることもできます。
他に有名なのがモルモン教です。ユタ州の人口の約7割がモルモン教徒といわれています。モルモン教(=末日聖徒イエス・キリスト教会)は、1830年に設立したキリスト教の一派です。初期には一夫多妻制を認めていたため、アメリカで主流のプロテスタントとは相入れず過去には多くの衝突に発展しています。
戒律が厳しく酒やタバコなど基本的には嗜好品が禁止。よく働き収入の10分の1を寄付することなどが求められています。こうした厳しいルールからか他の街と比べると酒屋が少ない気が・・・。さらに、ニューヨークではスルーされた飛行機に預ける荷物の重さが0.1ポンド重いだけで追い返されました・・・グルメピエロだけの体験かもしれませんが一応お気をつけを。
観光スポット
海よりしょっぱい?「グレート・ソルトレイク」
先ほど紹介した、海よりも塩分濃度の高い湖「グレート・ソルトレイク」。5大湖に次ぐ、アメリカ6番目の大きさの湖です。この湖による湖水効果によってソルトレイク近郊には多くの雪が降ります。
上から見るとこんな感じ。これは一部ですが、とても広い。多くのスポットがありますが、行きやすいのは街から1時間弱の距離にある「Antelope Island State Park(アンテロープ・アイランド州立公園)」です(リンクから観光サイトに飛べるよ)。
とても大きいのですが、湖の南側ではグーグルマップ上では湖とされている場所でも、湖面が見えないことも。空港近くのポイントまで行ってみたけど、何も見えなくて引き返した。
ソルトレイクのバイソン。大量の群れが見たいならソルトレイクから北上してイエローストーンに向かうことをオススメします!!こちらで詳しく書いています。是非↓↓
モルモン教の聖地「ソルトレイク神殿」
モルモン教の総本山テンプル・スクエアにあるのが「Salt Lake Temple(ソルトレイク神殿)」です。モルモン教徒しか入れない場所ですが、美しい佇まいは一見する価値ありと聞き向かいました。
「なんて日だ!」グルメピエロが訪れた2021年夏はなんと改修中・・・周りは高い塀で囲まれているので近くにも寄れませんでした。詳しく調べてみると2019年の年末から工事を始めていたそう。もっと調べてから訪れれば良かった・・・改修の終了見通しは2024年だそうです。かなり先だ・・・訪れる際には公式サイトをご確認ください。
↑本来の姿はめちゃくちゃ美しい。改修が終わったらぜひ訪れたい。
夕日鑑賞スポット「ユタ州会議事堂」
ダウンタウンから徒歩15分ほど、緩やかな丘を登った先にそびえ立つのがユタ州会議事堂です。派手すぎないいわゆる新古典主義的な作りですかね?
これがユタ州を代表するう◯ち、、、ではありません(笑)これは蜂の巣をイメージしたモニュメント。ユタ州ははちみつが有名で、ソルトレイクシティの旗をはじめ、いたるところにこの形状のモニュメントやマークが使われています。ユタ州の蜂との関わりを詳しく知りたい方はこちら。
ここでの最大のオススメが夕日。高台はあまり人もいないので、ソルトレイクに沈む夕日をのんびりと眺めることができます。
ホテル&グルメ
超豪華ホテル「ザ・グランド・アメリカ」
一言で表すなら、ここはソルトレイクシティの帝国ホテル。豪華気分を味わいたいならピッタリの「The Grand America Hotel(ザ・グランド・アメリカ・ホテル)」です。
とにかく豪華。そして大きい。
廊下もこんな感じ。
まさに帝国ホテルのショッピングエリアのような。
中庭には立派なプール!!!
そして、屋内にもプールがあります。
部屋もめちゃくちゃ広い!!!!これまで泊まった中でもトップクラスに広いです。予約していた部屋と違う気がするので、アップグレードしてくれたのかもしれないです。予約していたのは「Twin / Double Room」で、1泊$310。
ベッドルーム。
バスルームも広すぎた。洗面所が2つもあるし。
中庭も立派!!!!!とにかく、このホテルに1日いてもいいような感じ。特にソルトレイクシティは何もないので、オススメです(笑)
■The Grand America Hotel(ザ・グランド・アメリカ・ホテル)
公式サイト:https://www.grandamerica.com/
オススメ度:★★★★☆
地元食材を使った料理「アーロ」
ソルトレイクシティの夜ご飯を食べに行ったのが、地元食材を使った料理が美味しい「Arlo(アーロ)」。こんンな感じで、住宅街の中にあるレストランです。
「Autumn Salad(秋のサラダ)」($13)。実から種までカボチャのさまざまな部位が使われています。カボチャの実の甘さとタネの苦さ、酸味のあるソースの絡まりがいい感じ。セロリのシャキッとかんやブドウの爽やかな甘さなど、いろいろな具材が入っているのも楽しい。秋の味覚!って感じです。
「Vegetable Tart(野菜タルト)」($12)、見た目が美しい。綺麗すぎて食べるの困るタイプのやつ(笑)ドライトマトに味が凝縮していてめちゃくちゃうまい。他の食材はトマトを引き立てる要員です。
■Arlo(アーロ)
公式サイト:https://www.arlorestaurant.com/
オススメ度:★★★☆☆
何かありそうでない街、ソルトレイクシティ。主な観光地は1日で回れるので、旅の中継地点に、もしくはどこかへ行く時の拠点などとして活用することがオススメです。そして、スキーやスノーボードなど冬のスポーツを楽しむ方も街を離れて山へ向かってしまうので街として訪れる優先度は高くないです。
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