赤土の大地が呼んでいる。グルメピエロ(オス)です。
アメリカ西部を代表する赤土の風景が広がるのがアリゾナ州です。世界遺産のグランドキャニオンやモニュメント・バレー、セドナと、赤土の大地でも違った景色を持ちアメリカのダイナミズムを感じさせてくれる場所です。日本ではみたこともないようなサボテンがあると思えば、数千機の飛行機が眠る墓場まで、トンデモ景色が広がるアリゾナへ!さあ!
目次
アリゾナ州
アリゾナ州ってどんなところ
アリゾナ州はアメリカの西部に位置する州。グランドキャニオンやモニュメント・バレー、セドナなどなど、アメリカを代表する赤土の大地の景色が広がる州です。西はカリフォルニア州、南はメキシコということもあり、その両方から文化的にも強い影響を受けています。
アメリカ編入の歴史としても浅く、アラスカとハワイを除くと最も遅く合衆国に参加した州。州のサイズアメリカで6番目とかなり大きい。にもかかわらず、アメリカで5番目に多くの人口持つフェニックスを持ち、いまだに発展し続けている注目の州です。
日本人的には、なかなかピントこない場所ですが、様々な魅力を持つ素晴らしい州なのです。
アリゾナ州北部
アメリカを代表する赤土の景色が多く存在しています。モニュメント・バレーやグランドキャニオン、アンテロープキャニオンなど、いつも多くの観光客を惹きつける場所です。
モニュメント・バレー
「Monument Valley(モニュメント・バレー )」は、映画「イージー・ライダー」や「2001年宇宙の旅」など、数々の名画のロケ地としても知られる場所。何億年もの時間をかけて自然がつくりあげた景色はただただ圧巻です。
アクセスは、基本的に車しかありません。最大都市のフェニックスからは、車で6時間半の大ロードトリップとなります。他の都市からのアクセルも同じで、ニューメキシコ州のアルバカーキから約5時間でネバダ州ラスベガスやユタ州ソルトレイク・シティからは6時間半と大変な旅となります。
モニュメントバレーの代表的な景色として知られる3つの山のようなものがビュートです。左の2つが手袋の形に見えることから、Mitten Butts(ミトン・ビューツ)、一番右がMerrick Butte(メリック・ビュート)と呼ばれます。
この景色を独り占めする絶景のホテルもあり、この景色だけを観に行く人もたくさんいます。グルメピエロもその一人でした。
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グランド・キャニオン
世界遺産でもあるグランドキャニオンはコロラド川に沿った巨大な渓谷の国立公園。全長は約450キロメートルと、東京都2つ分ほどの大きさです。断崖絶壁は、最も深い部分で1800メートルを超える深さです。
グランド・キャニオンは、先程のモニュメント・バレーよりはアクセスが容易です。フェニックスから車で4時間半。多くの観光バスも出ているので、自家用車でなくても、訪れることができます。
言わずもがなな、アメリカを代表する景色。テレビで雑誌で、ネットで見たことあるからと、軽んじるなかれ、訪れることに本当に意味のある場所です。
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他にもたくさんの絶景
「Antelope Canyon(アンテロープ・キャニオン)」、北部のペイジの近くにある有名な場所。
「Horseshoe Bend(ホースシュー・ベンド)」、アンテロープとグランド・キャニオンと一緒にツアーに組み込まれることが多い場所です。場所によっては、馬蹄形の景色が見えます。
アリゾナ州中部
セドナ
アメリカ的に、いや世界的にも有名なパワースポットです。息をしていると、歩いていると何となく力を感じた気になります(笑)
フェニックスから車で2時間程度ということもあり、フェニックスを拠点とする人にとっては、日帰りが可能な距離です。
セドナはネイティブアメリカンの人たちが神聖な場所として崇め、儀式を執り行うために訪れていたと言われています。その中でもパワーが集まる場所は「ボルテックス」と呼ばれています。
上級者コースから初心者コースまでたくさんのトレッキングコースがあり、様々な年代の方が楽しむことが可能です。グルメピエロのオススメは「Devil’s Bridge(デビルズ・ブリッジ)」です。
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フェニックス
アメリカで5番目に多くの人口を抱える街。いまだに大きくなり続ける街で、訪れる度にその変化に驚かされます。
位置としてもアリゾナ州の中心部にあり、北部へも南部へもアクセスが良いです。また、街ですが、街中にも自然のアクティビティを見つけることができます。
こちらは、「Hole in the Rock(ホール・イン・ザ・ロック)。山頂まで3分で辿り着ける楽々ハイキングコースです。
さらに、美味しいレストランが意外にも多く、西部でありながら満足のできる店にも巡り合うことができます。
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アリゾナ州南部
ツーソン
ツーソンはアリゾナ州で2番目に多くの人口を抱える街です。フェニックスからは車で1時間半ほど南に下ったところにあります。メキシコ国境から約100キロの距離にあり多くの移民が働いています。
街として、特に日本人がいやアメリカ人でもあまり行く必要もない微妙なサイズの街と言ってしまえば、そこまでなのですが、いやそこまでかもしれません・・・
とにかくパッとしない場所なのですが、近郊にあるものがすごいんです。
金網に囲まれたくさんの飛行機が並ぶ場所、ここは「デビスモンサン空軍基地」です。「飛行場の墓場」と呼ばれる場所で、ツーソンはカラッとした土地のため飛行機を保存できることから、退役した機体などがここで保管されています。その数なんと4000機以上。車で近くを通り過ぎるだけでも、迫力があります。
サワロ国立公園
フェニックスから車で1時間半程度で行ける風変わりな国立公園があります。「Saguaro National Park(サワロ国立公園)」、見渡す限り広がるのは、サボテン、サボテン、サボテンです。
場所としては、2箇所存在していて、先ほど紹介したツーソンを挟んで西と東に分かれた国立公園です。
こちらは東の景色。車よりも巨大なサボテンがあるのが分かるでしょうか?こんなのがゴロゴロ、そして、種類もいくつあるんだというくらいたくさんあります。
こちらは高さ5メートルほどに伸びたサボテン。この手の種類の最大は20メートルを超えるものもあるんだとか、20メートルってガンダムより大きいってことだよな・・・怖い
↓サボテン王国の詳しい遊び方はこちら
ビスビー
ツーソンよりも南へ向かうと、もう大きな街は存在しません。映画「OK牧場の決斗」など西部劇が撮影されたツームストーンなど知る人ぞ知る街はあれど、ほとんどの人が存在すら知らない街でしょう。そんな中で、唯一ちょっといい街があります。それがこのビスビーです。
谷間にある街でメインストリートを挟んで、建物が続いていきます。何となく日本の温泉街とかもこんな作りですよね。可愛いお店もちらほらあって、小滞在にはいいかも知れません。昔は銅の鉱山があり、そのおかげでこの街が発展したということでが、今となっては、何のためにここに行くのか・・・というのもありますが(笑)
標高が少し高いので、夏はぶっ倒れそうになるくらい暑いアリゾナですが、ちょっと涼しい気がします。
ここの街よりも南に広がっているのは、国境の壁です。壁の左側がメキシコ。高さ9メートルの壁で区切られています。観光客が近づくこともできますが、国境警備隊と不法移民が衝突する可能性もあり危険な場所なので、何があっても自己責任です。
ユマ
カリフォルニアとアリゾナ、そしてメキシコの3つの境界線にあるのがこの「ユマ」。道がよくわからなくて、フラッと運転していたら気づいたらメキシコに着いてしまうので注意。
映画「3時10分、決断のとき」日本語だとなかなか気づかないのですが、英題の「3:10 to Yuma」のユマです。そして、街についてはこれだけ。本当にアメリカのザ・地方都市という感じで、チェーン店が幹線道路沿いにずっとあるようなところです。
こちらにもアリゾナとアメリカの間に国境の壁があります。何だかな・・・寂しい景色だよな・・・でも絵になる。それがアメリカ南部の魅力なんですが、壁がな。断絶が隔たりが、色々言いたいことは出ちゃうよね・・・
まとめ
オススメ度
★☆☆☆☆ 時間の無駄
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 普通
★★★★☆ 行く価値アリ
★★★★★ 行かなきゃ損!
北から南、西から東まで隅々まで魅力が詰まった州です。グルメピエロは何度も訪れた州で、赤土の大地という日本から最もかけ離れた景色が広がっていることも魅力だと思います。ザ・アメリカという景色へ行ってみてください!!
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