ブルックリン

ニューヨーク最古の蒸留所「キングス・カウンティ・ディスティラリー」【NY産ウイスキーはどんな味?】

ニューヨークのブルックリン。クラフトビールが有名な地域ですが、実はワイン・日本酒・ウイスキーなど様々な種類の酒を作っているんです。今回は、NYで最古のウイスキー蒸留所「Kings County Distillery(キングス・カウンティ・ディスティラリー)」を紹介します。1人$20で試飲込みの蒸留所ツアーに参加してみました!

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Kings County Distillery(キングス・カウンティー・ディスティラリー)

アクセス

ブルックリンのDUMBO(ダンボ)エリアから歩いて15分くらい。ダンボは、オシャレエリア。歩いているだけでかっこいい気分になれる街。ちなみにDUMBOはDown Under the Manhattan Bridge Overpassの略。マンハッタンブリッジがかかっている下のエリアって感じの意味。

外観はこんな感じ。歴史が伝わる重厚な作りです。

蒸留所ツアーに参加

NY最古の歴史を学ぶ

キングス・カウンティでは1日に数回、ツアーを行っています。ツアー後には試飲が出来るということなので、もちろん参加!予約制でツアー料金は1人20ドルです。

10~15人くらいのグループになって蒸留所内を周ります。

レンガ造りの内装がおしゃれだなー、歴史を醸し出しているなーと思ってそっちが気になっていると・・・重要な話が。

蒸留所の人

この蒸留所が出来たのは、2010年です

「え?この重厚な作りはなんなの?」ということで話を聞いていると、NYは禁酒法以来、酒を作るライセンスを取ることが厳しかったこともあり、こうした蒸留所は作れなかったんだとか。それが改正されたことをきっかけにこの蒸留所を建てたそう。

じゃあ、建物が歴史を醸し出している理由はなんなんだ?

蒸留所の人

ここは海軍造船場の跡地。
建物は120年の歴史があります。

しかも、調べてみるとこの元海軍施設、どうやら日本の教科書にも乗ってるあの人がいた場所らしい・・・

ペリー

開国シテクダサイ〜

ペリーさん、実はこの場所で1番偉でした。

ウイスキーの眠る部屋

建物は2階建て。1階で蒸留を行い、2階で熟成している。

ということで、続いては2階の熟成部屋へ。

ウイスキーがグルメピエロを手招きしている・・・

たくさんのウイスキーが呑まれるのを待っているみたいだ。樽の香りがドカンと来る。

「なんて素晴らしい空間だ!」

と思いきや、そうでもないらしい・・・。実はこの部屋この部屋、少し暑い。話を聞くとこの部屋に空調はない。夏の炎天下、NYの厳しい冬に晒されることで熟成が進んでいい味になるんだとか。美味しくなるにはたくさんの苦労を経験しないといけないのか。

バーボンやスコッチ、色々なアイディアを混ぜて作っているのが特徴とのこと。そんなこと言われると飲みたくていられない!!

待ちに待った試飲

試飲をするための部屋の壁一面には、ウイスキー。

色々な配合やメモが書いてある。配合や樽?寝かせた期間などかな?

そして、待ち望んだ試飲タイム

フラグシップの「ピーテット・バーボン」を試してみる。

スモーキーな香りはあるが重すぎず、とても飲みやすい。

バーボンの製造法を守りながら、スコッチを作るときに主に用いられるピート=泥炭を焚く方法を取り入れているとのこと。簡単に言うと、これは「スコッチみたいなバーボン」なのだ。

日本でも買える場所を発見!!興味のある方は是非。

ちなみにコロナに対応してサニタイザーも作っている。蒸留技術でサニタイザーが作れるらしい。お酒を飲む人だけじゃなく、一般の人のためにもなるってなんだか良い話。

まとめ

店舗詳細

Kings County Distillery
(キングス・カウンティ・ディスティラリー)


営業時間:月〜金 14:00-22:00
     土曜日 12:00-22:00
     日曜日 12:00-20:00

定休日:なし

電話番号:+13476894211

公式サイト:https://www.kingscountydistillery.com/

予約サイト:https://www.kingscountydistillery.com/tours

住所:299 Sands St, Brooklyn, NY 11205

・地下鉄のA線かC線の「High Street駅」から徒歩15分程度
・地下鉄のF線「York Street駅」から徒歩10分程度

オススメ度

★★★☆☆

★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店

スタイルは違うとはいえ日本のウイスキーを知っている僕たちからすると味的には少し力不足な感じもする。ただ、ウイスキーを街中で作っている様子を見たり、建物の雰囲気を味わいに行くのはアリ!

マンハッタンにもウイスキーの蒸留所ができたよ!

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