ニューヨークグルメを食べ尽くしたい、グルメピエロ(メス)です。
目黒のレジェンド級の焼き鳥屋「鳥しき」がニューヨークにオープンした分店が「鳥えん」です。昨年1月にオープンしてすぐ伺ったのですが、今回は目黒のお店を1ヶ月休業して池川大将がNYに来ると聞きつけ、行かねばと予約しました!!何と言っても目黒の鳥しきは、2千回電話をしてやっと予約ができるらしい超予約困難店で、池川大将の焼き鳥を食べるチャンスが日本に帰ってもあるかどうか分からないからです。池川大将の圧倒的な存在感と凄まじいホスピタリティを間近で感じた2時間半で、日本の目黒で食べたい気持ちが高まりました!!
↓1年前に行ったとき。
Torien(鳥えん)
アクセス
鳥えんはHouston Streetの北側、NoHoエリアにあります。
黒を基調にしたシックなお店です。
池川大将が渡米中!
店内に入ると「いらっしゃいませ!!!!」と、めちゃくちゃ威勢のいい声。池川大将がいらっしゃいます!
池川大将が放つ存在感がすごいです。焼き場と向き合う姿は職人そのもの。とってもかっこいいです。
焼き鳥コースは$150です。1年前に来たときと大体同じですが、違う点が一つ。親子丼がメニューに増えている!!!!前回来た時、当時の大将が「究極の卵を日本から空輸できるようになれば、親子丼を出せるようになる」と話していたのを思い出した。これは超嬉しい!!!!
ビールで乾杯〜!!
先付けに、鶏胸肉の和えもの。レモン汁や昆布などで和えてあり、上から柚子が散らしてある。添えてあるネギとラディッシュと一緒にいただく。
これ、最高に美味い!!!!
超くせになる。いくらでもいけるぞこれ。ビールが進む進む。ちょっとネギ塩みたいな味なのかな?とにかくこれ、お土産で販売して欲しい(笑)
ウルトラ大満足の先付けに続いて、串1本目のかしわが来ました。
さて、ここで悲しいお知らせが。池川大将がお店に立つ期間というのが告知されていて予約したのですが、予約後に「池川大将が焼くかどうかは確約できない。予約順に席は決まっている」との通知がお店から来ました。かなり早い段階で予約したので、焼いてもらえるかなーなんて思っていましたが、なんと、、、悲しいことに焼いてもらうことができず!!!!!やっぱコネとかないと無理なんかな・・・
大大大ショック!!!!
しばらくお通夜みたいな雰囲気になってしまった。ショックすぎて(笑)でも焼き鳥は美味しいです。
続いて、軟骨。胡椒もしっかり効いてて、美味しい。コリコリ。
その後、相当なダメージを受けて、結構どんよりとした気持ちで美味しい焼き鳥を食べていた。しかし、池川大将の焼き鳥を食べに来たのでどうしても諦めきれない。恥を忍んで図々しく、ダメ元で頼んでみました。「1本だけで良いので、焼いていただくことはできないでしょうか?」と。お店の方、困らせてしまいすみません。「聞いてみます」と言ってくださいました。
ブロッコリー。
皮。とてもパリパリ。
肩肉。これ大ヒット。弾力がめちゃくちゃあってジューシー、炭火の香りがガッツリ効いてる。
椎茸。噛むと汁がじゅわ〜〜〜と溢れてくる、ジューシーさ。
紀土。日本酒飲めるの嬉し。
揚げ出し豆腐。プルンプルン。もっちもち。
黒龍。
手羽。
芽キャベツ。
砂肝。
隣のお客さん、「砂肝の食感がダメだった、、、」と言っていました。このコリコリが美味しいのに〜〜〜!まだまだアメリカ人には馴染みのない部位は難しいのかな?
玉ねぎ。
もう焼き鳥も終盤。その後音沙汰がないので、やっぱり焼いてもらうのは無理だったか・・・と思ったその時。前回来た時もいらっしゃったソムリエの方がやってきて、「次のつくねは池川が焼かせてもらいますので!」と!!!なんと、調整してくださったようです。嬉しくて、歓喜。本当、大大大感謝です。ありがとうございます。
池川大将が焼いてくださった、つくねが来ました!!!ふんわり。軟骨入りで、コリコリ。しっかりタレが絡んでいて、とっても美味しいです。
2人の焼き手の方を見ていても、かなり違いました。最初から焼いてくれた方は、団扇を高速であおぎつづけていたのに対して、池川大将の方は要所要所であおぐスタイル。そのためなのかどうかは素人なので分かりませんが、焼き鳥にうつる炭火の香り方が違うように感じました。ガッツリ香る前者と、ほんのり香る後者。後者の方が食べ疲れない、ずーっと食べていられる焼き鳥のように感じました。
ズッキーニ。ウルトラトロトロ。溶けた。美味しすぎる。
そしてなんと、池川大将からサービス!!!うちももです。とってもジューシーで、香り方がやっぱり良い。
そして、〆。まずはパイタンラーメン。
そしてそして、念願の親子丼。。。ですが、ん???ちょっと思っていたのと違う。目黒の鳥しきとかなり違う。
↓こちらが鳥しきの親子丼。フォローしている方のアカウントから拝借しました。見た目が全く違うのがお分かりいただけますでしょうか。
このウルトラ生の親子丼を期待していたので、ちょっぴり拍子抜け。でも、味は美味しいです!!!
親子丼には、鶏スープがついていました。これ、思っていた味と違って、かなり独特でした。
デザートに、抹茶アイスといちごのコンポートの最中。苺の酸味が良い。
池川大将の凄さを体感
帰り際、池川大将が「せっかくですので、一緒に写真を撮りませんか?」と声をかけてくださいました。大将の団扇まで持たせてくれて、記念撮影!一見怖い方なのかな?と思ってしまいますが、大将の方から声をかけていただけるなんて、感動しました。
池川大将は誰よりも、お店の隅々にまで気配りが行き届いている方だと感じました。焼き鳥の焼き加減だけでなく、カウンターのどの客が、どのくらいのペースで食べていて、どんな反応をしているのか。そこまで全て見えていて、尋常ではないおもてなしの精神があるのだと思います。
まさに、お店の入り口に飾ってある社訓通りの方だと思いました。絶対的な存在感がありつつ、謙虚さも滲み出ている方でした。池川大将がいるからこそ、ここまで評価される焼き鳥店になったのだと思います。
まとめ
お会計
お会計は2人でチップ前で$390(1人$195)。
前回は確か5種類以上の日本酒を飲みに飲みまくって1人$300越えだったのですが、今回は日本酒2種類しか飲まなかったら、だいぶ抑えられました(笑)
店舗詳細
(鳥えん)
営業時間:17:30-22:00
定休日:月曜日
電話番号:+16466699946
公式サイト:https://torien-nyc.com/
予約サイト:https://resy.com/cities/ny/torien
住所:292 Elizabeth St, New York, NY 10012
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
やっぱり、レストランは人。絶妙な焼き加減が命の焼き鳥屋さんであれば、尚更だと思います。池川大将の凄さが鳥しん、そして鳥えんをも支えているのだと実感しました。前回来たときにいらした大将の前川さんはとっても素敵な方だったのですが、コロナの影響で日本に帰国して、金沢で自身のお店「蛤坂まえかわ」を開いたそうです。NY店の次の大将に期待ですね!
そういう意味で、鳥心は「セレクトカウンター」という6席しかない一角をお店の中に設け、池田大将の味を担保するという形を取っているのはうまいやり方なのかなーとも思いました。
↓NYの焼き鳥と言えば、鳥心!
↓美味しい天ぷらコースはこちら!
↓大変励みになりますので、以下のバナーをポチッとクリックしてくださると嬉しいです!ランキングチェックもここから〜
にほんブログ村