アメリカワインと言えばカリフォルニアに代表されるような西海岸が思い浮かびますが、実はNYはアメリカ3位の生産量を誇るワインの産地。今回は、意外と知られていない「NYワインの魅力」を紹介します!
目次
NYワインの特徴
アメリカのワイン生産量は、カリフォルニア州が1位、ワシントン州が2位で、3位がニューヨーク州。冷涼な気候のもとで、エレガントなワインが作られるのが特徴。3位と言っても、アメリカ生産量の5%程度でほとんどが州内で消費されています。
ほとんど州外では飲めないということは・・・
「NYに来たならNYのワインを飲むべし!」
NYワインの有名な産地と品種
フィンガーレイクスのドライリースリング
Finger Lakes(フィンガーレイクス)はNYでも数少ない高品質ワインを生み出す地域で、NY州の生産量の9割がこの地域で作られています。位置的にはNYの中心地であるマンハッタンから北へ400km。指のように見える湖の周囲には100軒以上のワイナリーが立ち並んでいます。
夏は湖からの涼しい風で気温が上がりにくく、冬は湖の水温で気温上昇が抑えられて、ぶどうに霜がつきにくい。フィンガーレイクスでは、この「レイク・エフェクト」を活かしたワイン造りがされています。
フィンガーレイクスと言えば、飲むべきはドライリースリング!甘さを抑えたキリッとした味わいが特徴。
ワイン専門誌で何年も連続して世界のトップワイナリーに選ばれてきた「Hermann J. Wiemer(ハーマン J ウィーマー)」のドライリースリングは、とってもスッキリ味。果実味はそれなりにあるんだけど、酸味が強めで、爽やかに飲むタイプ。冷やして飲んだらとても美味しかった。食事とのバランスもよさそう。
なかなか見つけるのが難しいNYのワインだが、これは日本でも手に入れられるので是非トライしてもらいたいです。
ハーマン J ウィーマー ドライ リースリング[2018] [ ワイン 白ワイン ニューヨークワイン フィンガーレイク ] 価格:3,696円 |
ロングアイランドのメルローとロゼ
マンハッタンから東に位置するロングアイランド地域も、有名なワインの産地。お金持ちの別荘も集まるNYのリゾート地には、たくさんのワイナリーが集まっています。メルローが有名な地域ですが、実際に行ってみて感じたのはロゼのレベルの高さ。
ロングアイランド地域のワイナリー体験記はこちらから。
マンハッタンからは日帰りでも旅行できるので、是非!
NYへ来たら酒屋・スーパーで探してみよう
地産地消が基本のNYのワイン。あまり別の地域では買えないので、NYに来たら是非買っておきたいところ。
そんな中で見つけて欲しいのが、こちらです。
マンハッタンのシンボル、エンパイアステートの名前を冠したワイン。すっきりした飲み口でキンキンに冷やして飲むのが良かった。お土産にもぴったり!
人気スーパーのトレーダー・ジョーズが展開するワイン屋「Trader Joe’s Wine Shop」でも買えた。値段もとってもお手頃!
マンハッタン近郊にもワイナリーが!
ワイナリーというと郊外にあるイメージですが、マンハッタンからすぐに行けるワイナリーもあります。それが「Red Hook Winery(レッド・フック・ワイナリー)」。
ブルックリンのレッド・フック地区にあって、マンハッタンからはIKEA行きのフェリーに乗ると簡単に行けます。
出来たのは2008年と割と最近。レンガ造の外観がかっこいい。
中の雰囲気も良い感じ。
白・赤それぞれの飲み比べメニューがある。
NYに来たら、ミュージカルを観に行ったりショッピングも良いけど、是非NYワインも試してみてください!
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