ベンド

アクティビティにビールやご飯も!自然のテーマパークな街「オレゴン州ベンド」【グルメ・観光・ホテル情報】

都会の喧騒を離れて自然と一体化したい。グルメピエロです。

自然の中でアクティビティがしたい!だけど街も楽しみたい!そんな人にオススメなのがオレゴン州の内陸の街「Bend(ベンド)」です。街の中心に流れている川でカヌーに乗ったり、街を少し離れればハイキングやキャンプも。街の暮らしが恋しくなったらダウンタウンへ。そこにはオレゴン州で最もビール醸造所が集まるビールの楽園が広がっています。もちろんグルメもバッチし!今回は、ベンドのグルメ・ホテル・アクティビティを丸っとお届けします!

オレゴン州ベンド

アクセス

ベンドはオレゴン州の内陸にあります。オレゴン州の最大都市のポートランドからは車で3時間ほどの距離にあります。

ベンドってどんなところ?

ベンドはオレゴン州の内陸、山間にある小さな街です。ダウンタウンは歩いて行動できる綺麗な街。街の中にも外にも自然と密接に関わり合ったアクティビティが充実しています。そんなところが注目されたのか、新型コロナが蔓延する中、リモートワーク先の地として最も注目を集めた街の一つがベンド。仕事とアクティビティの両立というワークライフバランスを取るのに優れた場所です。

山火事に御用心

グルメピエロが訪れたのは2021年9月上旬。山火事シーズン真っ只中でした。正直、ニューヨークに住んでいると山火事のニュースはカリフォルニアのものくらいしか入ってこないので、オレゴン州は大したことないと思っていました。しかしそれが間違いだった・・・

これがこの時の空気の動きを表したアプリのスクショです。色が濃くなるほど空気質が悪くなるのですが、この毒々しい色が表すように最悪レベル。空気質は災害級とのこと。漫画ワンパンマンで言えば災害レベル「龍」的な感じでしょうか?S級ヒーローが活躍しないと大変なレベル。と、冗談は置いておいてもグルメピエロがアメリカで体感したものの中で歴代で最もヤバイ感じでした。

オレゴン州の内陸は乾燥が酷く、さらに海からの風でなかなか煙が逃げない。ベンドに空気がずっと停滞していて、近くで山火事は起こっていないのにこんな感じ。訪れる際には山火事情報だけでなく、風向きや空気質のチェックをお忘れなく。ちなみに、ベンドを訪れた時の映像がこちら↓↓

街中は世紀末。コロナ対策で持ち込んだN95マスクがまさか、ここで役に立つとは・・・夏の訪問時にはあった方が良いかもしれません。

グルメピエロ旅マップ

今回紹介するベンドの主なスポットは、こちらでまとめています!

観光

街中で川流れ

ベンドの街中で楽しめるアクティビティが川遊びです。ダウンタウンの横を流れる川の近くにはカヌーや浮き輪などのレンタル屋がたくさんあります。気軽に借りて川へレッツ・ゴー!

9月の川の水は正直、鬼冷たかった。アメリカ人どんだけ分厚い肌しているの?と思ったくらい。川遊びは気温も高い7〜8月くらいがベターのように感じます。

場所によってはけっこう勢いもあります。横転している人もちらほら。ずぶ濡れ覚悟で遊びにいきましょう。グルメピエロの場合は山火事の影響もあり、予約していたレンタルカヌーがキャンセルになってしまいました。レンタル予約していた会社はTumalo Creekで、2時間$40でした。

アメリカで1番深い湖「クレーター・レイク」

7700年前に山が噴火して出来た巨大な穴。それがアメリカで最も深い湖「クレーター・レイク」です。世界でトップクラスに澄んだ湖とされていて、一見の価値ありです。

ポートランドからは4時間の距離にありますが、ベンドからだと1時間半で到着出来るので、セットでの訪問がオススメです。

グルメピエロの訪問時は山火事の影響で全く見えず・・・

↓クレーター・レイクの詳しい情報はこちらをチェック!!

■Crater Lake(クレーター・レイク)
公式サイト:https://www.nps.gov/crla/index.htm
オススメ度:★★★☆☆

ホテル

長期滞在も「ウォール・ストリート・スイーツ」

ベンドではモーテルスタイルの宿、「Wall Street Suites(ウォール・ストリート・スイーツ)」に泊まりました。ベンドの街中は基本的に車移動なので、アクセスに困ることはないですが、ダウンタウンまでは歩いてもいけます!

こちらが受付。チェックアウトは鍵をポストに入れるだけでした。ここで自転車も借りることができます。

部屋はここ!目の前に駐車スペースがあります。

リビングルームはこんな感じ。

キッチンも冷蔵庫も電子レンジも食洗機もあります!ここに長期間いても大丈夫そう。お皿やコップ類などもちゃんと備え付けであります。

バスタブなかったのが唯一残念な点(笑)9月上旬の平日に泊まって、1泊$360(税&フィー込み)でした。結構高い。

>>Booking.comでウォール・ストリート・スイーツをチェック!!

■Wall Street Suites(ウォール・ストリート・スイーツ)
公式サイト:https://www.wallstreetsuitesbend.com/
オススメ度:★★★☆☆

グルメ

組み合わせ無限大「バンガーズ&ブリューズ」

ベンドでランチするならとってもオススメなのが、「Bangers & Brews(バンガーズ&ブリューズ)」です。ホットドッグとビールのお店です。

好きなソーセージ、好きなトッピングを2つ、好きなソースを1つ、それぞれ10種類以上の中から選びます。組み合わせほぼ無限大!?さらに、バンズの代わりにマッケンチーズという意味不明な選択肢も。サラダを選ぶことも可能。

ソーセージの前に、デブポテト。ゴルゴンゾーラに細切れベーコンが乗ってます。ゴルゴンゾーラのあの独特なクサみとベーコンの塩味が絶妙で次から次へと手が止まらなくなる。

バンズの代わりに、サラダにしてみました。旅行中の野菜不足をこれで解消!ブラックペッパー&ガーリックというソーセージに、チムチュリソースにしました。色々な組み合わせが可能なので、好みのスタイルを探してみては?

■Bangers & Brews(バンガーズ&ブリューズ)
公式サイト:https://bangersandbrews.com/
オススメ度:★★★☆☆

王道タイ料理

オレゴン州はタイ料理がうまいということをポートランドで知り、ベンドでもタイ料理「Wild Rose(ワイルド・ローズ)」に行きました。ここも、美味しかった!

↓ポートランドで行ったのはココ。感動のホワイトカレー!

「Tom Yum Talay(海鮮トムヤムスープ)」($18)。辛さがマイルドで酸味はキツ過ぎず、心地よい感じ。魚に貝にイカ!海鮮食材が盛りだくさんです。出汁がしっかりで出てめっちゃうまし。

「Guay Teow Kua Gai(グァイ・ティオ・クア・ガイ)」($16)。中華風?と思わせるような味わいです。食べるラー油的な旨味成分が奥にある感じ?全体的にオーソドックスだけど、味わい深くてめっちゃいい。

■Wild Rose(ワイルド・ローズ)
公式サイト:https://www.wildrosethai.com/
オススメ度:★★★☆☆

ご当地チェーン「ラッフィング・プラネット」

ライトにヘルシーにご飯を済ませたい人にオススメなのが、オレゴン州のメキシカンチェーン「Laughing Planet(ラッフィング・プラネット)」です。

「Beef Taco(ビーフ・タコス)」(2個$8)。とっても普通に美味しかったです。肉はしっとりしていて、野菜もたくさん入っているのでヘルシー気分!

「Thai Bowl(タイ・ボウル)」($11.50)。色々な具材が入っているサラダです。オーガニックの焼き豆腐に、ガーリックで和えたサヤインゲン、ブロッコリーやジャスミン米などなど。かなり具沢山ですが、基本的には野菜メインなのでヘルシーに感じます。タイ料理風味の味付けが良かった。

■Laughing Planet(ラッフィング・プラネット)
公式サイト:https://laughingplanet.com/
オススメ度:★★★☆☆

冒険前に寄り道「サンプ・コーヒー」

オレゴン州ベンドでカフェに行くなら、「Thump Coffee(サンプ・コーヒー)」がオススメです。ベンドに3カ所あります。

平日は朝6時半、土日も7時からやっています!クレーター・レイク国立公園に向かう前に立ち寄りました。

こちらはマダガスカル・バニラ・モカ。甘さが心地よくて染み渡る美味しさ。朝にぴったりです。

朝ごはんにスコーンを購入しました。

このスコーン、めっちゃ美味しかった。ベーコンとチーズだったかな。カリカリ感としょっぱさの感じがちょうど良かった。

■Thump Coffee(サンプ・コーヒー)
公式サイト:https://www.thumpcoffee.com/
オススメ度:★★★☆☆

西海岸最大級のビールの街

オレゴン州ベンドは人口4500人に対して1軒の割合でブルワリーがある街。オレゴン州では最もブルワリーにアクセスし易い環境となっています。ダウンタウンにもたくさんのブルワリーがあり、歩いてめぐることも出来ます。スタイルは幅広く、キリッとしたラガーが売りのところから重くずっしりとしたIPAが強みところまで、さまざまなビールを気軽に回れる場所はそうありません。

フリスビー世界チャンピオンのビール

ディスクゴルフという競技を知っていますか?ゴルフのようにプレーするフリスビーの競技です。その競技で世界チャンピオンとなった人がオーナーをやっているのが「Bevel Craft Brewing (ベベル・クラフト・ブリューイング)」です。

お店には公式グッズがたくさん!フリスビーももちろん置いています。

フリスビーをくり抜いたものがトレーの代わりになっています。徹底したフリスビー愛です。こういうこだわりが好きです。そして、こちらのお店はビールの実力も結構高い!ベンドを訪れた際には訪問をオススメします。詳しくはこちらで書いています↓↓

■Bevel Craft Brewing (ベベル・クラフト・ブリューイング)
公式サイト:https://www.bevelbeer.com/
オススメ度:★★★★☆

ガレージ感満載「スパイダー・シティ」

先ほど紹介したベベルから車で5分くらいの距離にあるのがSpider City Brewing(スパイダーシティー・ブリューイング)」です。ガレージ感満載ですが、女性醸造家3人が建てたブルワリーです。

普通のグラスでの価格が書いてありますが、テイスティング用の小グラス($3)で注文して飲み比べもできます。

ガレージの中ということもあり、中は広々。ワイワイやるのにも良さそう。グルメピエロが訪れたときには食事の提供はしていませんでした。駐車場にフードトラックが停まっていたので、それを注文して中で楽しんでください。そして、ここはトイレがめっちゃ綺麗だった。これ結構大事(笑)

さて、肝心のビール。左から。

・Grazing Goat – West Coast IPA:軽くて飲みやすい。コクはあるけどけっこうゴクゴクと飲めてしまう。
・Sneaky Deer – Hazy Double IPA:ジューシーなんだけど、そこまで重くなくて飲みやすい。
・Lime Sea Salt Goes :爽やかなフルーツの香りを感じます。酸味がキツすぎず、クセになるような味。

■Spider City Brewing(スパイダーシティー・ブリューイング)
公式サイト:https://spidercitybrewing.com/
オススメ度:★★★☆☆

大工さんのビール「ブリッジ99」

こちらは、先ほど登場したホットドッグ屋で飲んだビールを作っているブルワリー「Bridge 99(ブリッジ・ナインティーナイン)」です。

元々は大工さんだった2人がジョブチェンジして始め、サスティナブル=持続可能な製法などにこだわっているそう。お店がウッディなのもそうしたところから来ているのかもしれません。

こちらでは6種類のフライトを注文。どれも美味しかったのですが、記憶に残るようなビールではありませんでした。もう少し特徴が欲しかった!

■Bridge 99(ブリッジ・ナインティーナイン)
公式サイト:https://bridge99brewery.com/
オススメ度:★★★☆☆

川沿いの風が気持ち良い「ベンド・ブリューイング」

どの街にも成功している大規模ブルワリーってのはあって、ここはベンドで2番目に古いブルワリーだそう。「Bend Brewing(ベンド・ブリューイング)」は街中にどしっと店を構えていてとてもアクセスがいいです。

ここの最大の特徴が川沿いに面したアウトドアスペースです。席が足りなくても芝生の上に座って飲んじゃえ!

夕暮れ、山火事の煙の影響で空がとてつもなく変な色をしていますが・・・みんなワイワイやってます。

フライトが頼めます。味はというと・・・マジで普通。普通すぎて正直ここを目指す理由はありません。兎に角立地よし、あとグッズがめちゃくちゃオシャレなのでそうしたビール以外の面の強さは際立っていました。

■Bend Brewing(ベンド・ブリューイング)
公式サイト:https://www.bendbrewingco.com/
オススメ度:★★★☆☆

オレゴン州ベンドはアクティビティにグルメにと小さい街ながらたくさんの楽しいところが詰まっています。リモートワークが増加する中、脚光を浴びた理由もとっても理解しました。ただ、ここでしか出来ない体験というほど際立つものがないので、ここを目指す旅というのはそこまで優先度は高くありません。グルメピエロはオレゴン州ポートランド発でイエローストーンを目指したので、同じような旅を目指すのであれば旅の中継地点としてありです。その旅の全容についてはまた今度!

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