グルメピエロ(オス)です。
外出規制でひたすらワインを飲み続ける中で出会った思い出に残るワインを紹介します。
今回はカリフォルニアの「リッジ・ヴィンヤーズ」。
実は、このリッジを所有しているのが、大塚製薬などで知られる大塚ホールディングス。ワイン好きの元会長が急に役員会にワイナリー買収の話を持ち込み、独断で決めたらしい(笑)1986年に買収していて、大塚HDにとって初の大型買収案件だったんだとか。
そんな日本企業の傘下にあるワイナリーとは・・・
まずは、「ガイザーヴィル」という畑のワイン。
リッジは基本的に畑の場所ごとにワインを生産していて、それぞれ個性が違う。
「カイザーヴィル」の2017年は、赤系の果実味を感じつつも、とてもマイルドで飲みやすい。むしろ上品な感じさえする作り。
続いては「スリーバレーズ」。
こちらはソノマにあるいくつかの畑のブドウをブレンドしたもの。
この年は10の畑のものをブレンドしているらしい。
アルコールの強さをそんなに感じないので、スルッと飲めてしまう。
「さすが、大塚製薬、ポカリみたいにゴクゴク飲めちゃう!」と勝手に解釈したけど大塚グループは作りには全く関与せず、むしろスポンサーとして応援しているという感じらしい。金持ちが買収したサッカーチームとは違い、とても良い経営方針のように思う。
最後に、もう一本「パソ・ロブレス」。
これは以前にもブログで紹介したけど、パワフルさ溢れるワイン。
この年は、暑くてワイン作りが大変だったんだとか・・・詳しくは過去記事をチェック!
リッジといえば、ブラインドテイスティングでカリフォルニアワインがフランスワインに初めて勝利した1976年の「パリスの審判」に登場するワイン。その30年後の2006年、フランスが熟成ワインならば負けないと勝負を挑み、同じワインを30年の熟成が進んだ状態でテイスティング。首位に選ばれたのがリッジの「モンテ・ベロ」だった。調べたらめちゃくちゃ高かったけど、いずれは飲んでみたい。
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