NYグルメ｜深皿より人気！シカゴ”タバーン”スタイルピザ旨店「エメッツ・オン・グローブ」【薄生地ガリっ】

ピザってこんなにスタイルあるの知ってた？グルメピエロです。

シカゴピザといえば、深〜いディープディッシュピザを思い浮かべると思います。ですが、シカゴ民にとってそのディープディッシュを上回る人気とされるのが、シカゴ”タバーン”スタイルピザ。その人気ピザをニューヨークでも食べられるのが「Emmett’s on Grove（エメッツ・オン・グローブ）」です。こちらのタバーン・スタイルは薄い生地がガリガリっとした食感で、スナック感覚でパクパク食べられちゃうめちゃ旨ピザ！！ディープディッシュよりも人気なのも納得のピザを是非お試しあれ！

1 Emmett’s on Grove（エメッツ・オン・グローブ）
- 1.1 アクセス
- 1.2 “シカゴスタイル”の薄いピザ
2 まとめ

Emmett’s on Grove（エメッツ・オン・グローブ）

アクセス

エメッツ・オン・グローブがあるのは、グリニッジビレッジ。ちなみに、系列の「Emmett’s（エメッツ）」というお店もSOHOにあるので注意。シカゴ”タバーン”スタイルに特化しているのが、エメッツ・オン・グローブです。

おしゃれなご飯屋さんがたくさん集まるエリア。すぐ近くに有名ドラマ「フレンズ」のアパートがあり、多くのツアー客が来ていました。

エメッツは半地下になっています。子ども連れで訪問しましたが、快く受け入れてくれました。半地下なのでストローラーで下がるのが大変ですが、それをクリアしてしまえば問題なし。

バー席と奥に広い席があります。以前夜に立ち寄った際には満席で、バーは早い者勝ちでした。場所が空いたらスッと入りましょう。

“シカゴスタイル”の薄いピザ

こちらがメニュー。おつまみ類が充実しています。ピザは「Hot Girl（ホットガール）」（$27）が人気メニューらしいです。これは蜂蜜とハラペーニョを使った甘辛のピザのようです。ロベルタスのビースティングのような感じでしょうか？

「Ceasar Salad（シーザーサラダ）」（$14）、とってもとってもベーシックなシーザーサラダです。結構な量があるので、数人でのシェアが前提です。

一つ不思議だったのが、クルトン。ガーリックトーストの大きめの塊がクルトンになっているのですが、めちゃくちゃ硬い・・・噛みきれない・・・（笑）

「Crispy Olives（クリスピーオリーブ）」（$8）、オリーブ漬けのフライです。一緒についてくるのは、ガーリック・アリオリソース。

カリカリの衣とオリーブの元からの塩気で、このフライ単体でもめちゃくちゃ美味しい！ビールがとても合います。そして、アリオリソースを付けて味変。これをつまみに昼間っからダラダラと飲みたいですね。これは家でもできそうだど、きっと家でやるとこんなに上手くいかないんだろうな。

「Hot Papi（ホット・パピ）」（$28）、ペパロニにハラペーニョ、赤玉ねぎ、パプリカが具のピザです。今回はそこにマッシュルーム（$2）を追加しました。上にかかっているのは、ランチソースです。

この薄さ！これがChicago Thin Crust Pizza（シカゴ・シン・クラスト・ピザ）、別名Tavern Style Pizza（タバーン・スタイル・ピザ）です。薄焼きでスクエアカットされているのが特徴です。シカゴのピザとして想像するDeep Dish Pizza（ディープ・ディッシュ・ピザとは対極の存在です。

シカゴ・タバーン・スタイル・ピザとは？

薄焼きでサクサク、スクエアカットされているのが特徴。シカゴ名物として有名なのはディープ・ディッシュですが、歴史はタバーン・スタイル・ピザの方が長い。同じく薄焼きのニューヨーク・スタイル・ピザとの違いは、サクサク生地になっているから折り畳んで食べられないこと。

食べてみるとニューヨークスタイルピザのようなカリカリ感とは違う、ガリガリ感！スナック感覚でパクパクと食べられてしまい、ディープディッシュより俄然うまいし、酒のつまみになる！！

ピザの裏側を見てみると、細かい粒がついています。付いていたのは、セモリナ粉。粗い粒子の粉が焼かれることでガリガリとした食感が生まれるらしい。この食感がたまらない！具がゴロゴロと入っていて（追加もいい感じ）食べ応えがあり、甘辛ランチソースがすごくフィット。酒を飲みながら小さくカットされたスライスをちょっとずつ食べるのがいいのかもしれない。うまい！