スパゲッティがパスタの1種って高校生くらいまで知らなかった。グルメピエロ(オス)です。
先日ジャズバーに行こうということになり、その前の腹ごしらえに近くのレストランを探して行ったのが、ウェストビレッジにあるイタリアン「Da Toscano(ダ・トスカーノ)」。夫婦が営むイタリアンで、もちもちの自家製パスタが美味しい!当日予約でも入れることが多いので、ふらっとイタリアンを食べに行くのなら選択肢に入れても良いのではないでしょうか?
Da Toscano(ダ・トスカーノ)
夫婦で営むイタリアン
Da Toscano(ダ・トスカーノ)は、トスカーノ夫妻が営むイタリアンです。旦那さんがシェフで、奥さんがオペレーション担当。シェフはレストラン評価ZagatやJames Beard Foundationなどで、若手有望シェフとして注目されてきた人なのだと。夫婦はノースカロライナ州チャールストンでイタリアン「Le Farfalle」をやっていて、ニューヨークのこちらのお店は2店舗目なのだそう!
ちなみにDa Toscanoの「Da」はイタリア語で「〜から」や「〜の元で」という意味があるようですね。「トスカーノ夫妻の味」というのが訳としては良いんですかね?
↓チャールストンといえば、美味しいグルメで溢れる街。どこのレストランも美味しかったのが印象的で、街の雰囲気も最高です。
アクセス
ダ・トスカーノがあるのは、ウエストビレッジに隣接するエリア。ワシントンスクエアパークの南側にあります。
金曜日当日になんとか予約取れたけど、お店は大賑わい!
店内の客層は結構若いかな?カウンター席もあります。
もちもちパスタ
メニューはこんな感じです。種類が多いので、かなり迷う。
「Grilled Artichokes(アンティチョークのグリル)」($16)。
下に敷いてあるのがSunchoke=菊芋のソースです。菊芋って初めて食べた。調べてみると、見た目は生姜のように少しゴツゴツしている!ほんのり甘い感じがする濃厚で滑らかなソースで、ほっくりとしたアンティチョーク、そして酸味のあるヴィネグレットソースと合わせていただきます。温かい前菜で、おしゃれなんだけどほっとする味わい!
「Proscuitto di Parma(プロシュート・ディ・パルマ)」($19)。イタリア北部のパルマの生ハム。極薄スライスされているので、ペロンと食べられちゃいます。アクセントに梨が入っていたのが、爽やかでよい。
パルマといえば生ハム。中国の金華ハムやスペインのハモンセラーノと並んで3大ハムと呼ばれているとか呼ばれていないとか。パルマというと、中田英寿がいたサッカークラブパルマが思い浮かびますね。ブッフォンやカンナバーロいい選手が昔は沢山いたな・・・セリエBに降格しているのですね。残念です。
「Garganelli Verde(緑のガルガネッリ)」($23)。ショートパスタの1種「ガルガネッリ」のボロネーゼ。ペンネみたいなパスタで、おそらくこの緑はほうれん草か枝豆あたりを練り込んでいるものとみられます(聞き忘れてしまった・・・)。ベーシックな味わいでしたが、パスタのもちもち食感がとても楽しく、美味しかった!
「Scialatelli(シャラティエッリ)」($26)。こちらはボンゴレ!味付けにサワービールが使われているんだと。貝の旨味が染み渡るソースと、平打ちパスタがよく絡んで美味しい。これまたパスタがもちもちです。
↓パスタを主役にした料理が楽しめるのは、ブルックリンのリリア。ここはパスタの新境地を味わえるので、必食。
「Braised Market Beans(ブレイズド・マーケット・ビーンズ)」($12)。蒸豆のトマト煮的なものです。これがとても大ヒット。トマト甘さの奥から奥からから辛さがやってきます。絶妙な辛さが、後を引いて止まりません。サイドなのにかなりの量で、これを前菜に頼んでもよかったくらい。3人で食べてもちょっと多いくらい。
「Lobster and Bone Marrow Crusted Beef Rib(ロブスターと牛リブのボーンマロウ)」($45)。ボーンマロウと聞くと、頼んでしまう病気です。
ロブスターとボーンマロウという、シーフード×ミートな組み合わせ!豪快な骨つき肉を、濃厚なロブスターソースと一緒にいただきます。ボーンマロウ要素がよくわからなかったのと、ロブスターの身を食べていないんだけど、もしかしたら同席者が先に食べただけで入っていたかもしれない。笑
↓ボーンマロウとの運命の出会いは、フィラデルフィアでした。1年も経っていないけれど、もう懐かしい。
「Tiramisu(ティラミス)」($14)。かなり大きいけど、ペロリ!!!スポンジにしっかりと苦味のあるエスプレッソがじゅわじゅわ〜〜っと染み込んでいて、スポンジの存在感がマスカルポーネを凌駕しているタイプのティラミスでした。どんなティラミスも、好き。
「Grandpa Lusk’s Cheesecake(ラスクおじいちゃんのチーズケーキ)」($12)。濃厚なチーズクリームの上にはサワークリームがのっていて、二層になっている!これまたダイナミックなサイズ感でしたがぺろりと食べてしまった。サワークリームの酸味が、食後に良い。
まとめ
お会計
お酒を3杯とボトルワインを1本頼んで、3人でチップ前$302(1人$100)。デザートまでたらふく食べて、この金額なら割とお財布に優しい方ではないかなと思います。
店舗詳細
(ダ・トスカーナ)
営業時間:17:00〜22:00
定休日:月・火曜日
公式サイト:https://www.datoscano.com/
予約サイト:https://resy.com/cities/ny/da-toscano
住所:24 Minetta Ln, New York, NY 10012
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
味・雰囲気・店員の感じ・価格設定とどれも良い!!のですが・・・何かもう一つ欲しいところでした。映画ゴッドファーザーでもわかる様にニューヨークはイタリア系移民が多く美味しいイタリアンも多数存在しています。その中にいるとやはり他と比べてしまいますし、他へ行こうという気になってしまいました。
同じマンハッタンで絶品パスタのオンパレードに出会える店はこちらから。さまざまなパスタの食べ比べ的なメニューまで存在しています。美味しいイタリアンを探している方。ぜひ。
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