オーランド

フロリダ州|人魚のモデルと泳ぐ!透明度抜群のクリスタルリバーの「マナティツアー」【オーランドから1時間半】

人魚って生臭いのかな?グルメピエロ(オス)です。

人魚伝説のモデルとなったと言われる動物「マナティー」。ゆったりと優雅に泳ぐ姿は確かに人魚を連想させます。そんなマナティーが生息するフロリダ州のクリスタル・リバーではマナティーを近くで観察できるほか、ツアーに参加して一緒に泳ぐことも可能なんです!ディズニーワールドがあるオーランドから車で1時間半ほどの距離にあり、セットで行くのがおすすめです。

フロリダ州のマナティー

マナティーとは?

人魚伝説のモデルとなったと言われているのが、川と海を行き来してに生活する草食の大型水棲哺乳類マナティーです。アメリカではフロリダ州からテキサス州、カリブ海あたりまで生息しています。全長は2.5〜3.5メートルと近くでみるとけっこうな大きさなのですが、ずんぐりとした体型で近くで見ても恐ろしさはありません。

マナティーは、穏やかで好奇心旺盛な性格で、自ら人に近寄ってくることもしばしば。実際、グルメピエロが会いに行った際も、マナティーの方から近寄ってきてくれました。

ただ、フロリダ沿岸に住むマナティーは、ボートとの衝突や密猟などによって1970年代には数百頭にまで減ってしまいました。IUCN(国際自然保護連合)が制作する絶滅の恐れのある野生動物のレッドリストでは、Vulnerable=危急種に指定されています。2016年には約6500頭にまで増えたという報告があるものの、最近では異常気象の影響とみられる大量死などが確認されていて、危険な状況はいまだに続いています。

マナティと同じく人魚伝説のモデルとなったと言われるのがジュゴン。マナティは尾ひれがうちわの様に丸いのに対し、ジュゴンは三角形の形をしています。ジュゴンは、太平洋やインド洋の温かく浅い海域に生息しています。

クリスタル・リバー

マナティーは絶滅危惧に指定されていることもあり、基本的には一緒に泳いだりすることは禁じられています。ただ、フロリダ州の「Citrus County(シトラス郡)」だけは、ルールを守れば法律で一緒に泳ぐことが認められています。そのシトラス郡にあるのが、クリスタル・リバーという、透明度抜群の美しい川。

マナティーは温度に非常に敏感な動物です。そのため、水温が20℃を下回ると耐えられないとされていて、冬には温度がある程度高く保たれるクリスタル・リバーに集まってくるのです。クリスタル・リバーで多くのマナティーを見ることが出来るのは、11月から4月頃の冬の時期とされています。

マナティー・ツアー

リバー・ベンチャーズ

今回参加したのは、River Ventures(リバー・ベンチャーズ)という会社によるツアーです。集合場所となる事務所は、ディズニーワールドやユニーバーサル・スタジオなどがあるオーランドからは車で約1時間半ほどの距離にあり、セットで行くことが可能。

もちろん、ディズニーワールドのアニマルキングダムで動物に触れ合う体験は素晴らしいものですが、野生動物を実際に見る体験はまた格別です。

リバー・ベンチャーズは、小さな街のさらに外れにあります。マナティーで装飾された建物が目印。

マナティーと一緒に泳ぐ!

リバー・ベンチャーズで今回参加したのが「Swim with Manatee Tour」(1人$64)という、マナティと一緒に泳げる3時間のツアー。参加人数は最大16人。

到着すると、まずは部屋に通されます。クリスタル・リバーに出発する前に、マナティーと触れ合う上でのルールなどについてレクチャーを受けます。

マナティーは哺乳類のため、呼吸をするために数分に1回水面へと上がります。マナティーの上を泳がないこと、マナティーに危害を加えないこと大きな音を立ててストレスを与えないことなどのルールを学びます。マナティーに危害を与える行為は法律で禁止されています。

レクチャーを受けた後にウェットスーツに着替え、マイクロバスに乗り込みいざ出発!ウェットスーツは貸してくれますが、その下に着る水着やバスタオルなどは持参する必要あり。

クリスタル・リバーに到着し、ボートに乗り込みます。この日は10人強が参加していました。泳げない人、体調に不安がある人は船の上に残ることも可能!

船で川を進んでいくと、見えてきたのはマナティーゾーンという看板。看板の上に、オスプレイ(ミサゴ)が巣を作っているのほほんとした光景も。

ツアーのクルーがマナティーを探しながら進みます。でも、最初に見つけたのはグルメピエロ(オス)でした!これ重要(笑)ぽこっと、水面に浮かぶ球体のようなものを見つけたのが最初でした。

船員からは、「このアジア人、本当に見つけたのかよ?」というような感じで見られましたが、グルメピエロ(オス)は目だけはいいんです。自信を持って「いた」と伝えました。子どもの頃からカブトムシを見つけるのが誰よりも早かったことが、ここでも活きた気がします。

そして、ラッキーなことにマナティーの方からこちらへと寄ってきてくれました。近くに来てくれたのは、まだ子ども!好奇心旺盛といった感じで、「コイツらはなんだ〜」と観察するような感じで迫ってきました。可愛い!

さてさて、マナティーと一緒に泳ぐために水の中へ。ここからが本番。水の中でマナティーを探します。

しばらく泳いでいると、いた!!マナティー!!この日は水の中が視界が悪く、綺麗に撮影できなかったのですが、めっちゃ水草食べているところを激写。

まんまる。人魚かといえば・・・あんまり人魚には見間違えない気がします(笑)

水面に上がり、呼吸をしようとするところも撮れました。

マナティーと遊んだ後は、透明度抜群のエリアで泳ぎます。こちらもツアーに組み込まれていました。プールの中でもこんなに遠くまで見渡せないよ!というくらいの透明度、近くを魚が泳ぐところも見ることができます。

↓プエルトリコのフラメンコビーチはこれまで訪れた中でも最高レベルの透明度!

クリスタル・リバーには、こんな感じでビーチ的な場所もあり、ツアーに参加しなくてもこうしたところで遊ぶことはできるみたい。

この冒険を動画でも

この動画をYouTubeにもアップしました!泳いでいる様子がよりリアルに感じられるので、こちらもよろしくお願いいたします!!

まとめ

オススメ度

★★★★☆

★☆☆☆☆ 時間の無駄
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 普通
★★★★☆ 行く価値アリ
★★★★★ 行かなきゃ損!

マナティーと出会えるか、一緒に泳ぐことはできるのか?という部分はかなり運に左右されるという点が猛烈に注意点。ただ、もし出会うことができたら、めちゃくちゃ感動します。また、春先でも結構水温は冷たいので、一緒に泳ぐとなるとそれなりの覚悟が必要です。もう少し気楽に見たいという方は、冬にマナティーが大量に集まる時に、船の上から見るツアーなどに参加することをオススメします!

↓アメリカは野生動物の宝庫!ワニを探すツアーも楽しい!
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