グルメピエロ(メス)です。
ニューヨークを代表するミシュラン2つ星のモダンフレンチ「Jean-Georges(ジャン・ジョルジュ)」。日本にも進出していますが、一号店はここニューヨーク。フレンチ、アメリカン、アジア、中東、、、世界中の料理を取り入れたメニューになっていて、まさに食のワールドツアーへと誘ってくれます!人種のるつぼニューヨークならではの、格式も伴ったフレンチレストラン。終始飽きさせない、見ても食べても、とっても楽しいディナーでした!
Jean-Georges(ジャン・ジョルジュ)
アクセス
ジャン・ジョルジュがあるのは、コロンバス・サークルです。セントラル・パークに隣接する、トランプホテルの1階にあります。
最近ずっと警察が常住してるトランプホテル。こちらの1階!
セントラルパーク側の入り口から入ります。
食のワールドツアー
ニューヨークは薄暗くてムーディーな雰囲気のレストランが多いですが、こちらは壁一面の大きな窓から光が差し込み、隣接するセントラルパークの緑も感じることができる、とっても素敵な作り。
料理は、6品コース($238)、10品コース($298)、ベジタリアンの6品コース($148)の3種類から選びます。組み合わせ自由ですが、ペースを揃えるなら同じコースを選ぶのが望ましいとのこと。今回は、6品と10品をチョイス!
まずはロゼ&プロセッコでスタート!
パンと一緒に出てきたのが、ボルディエ・バターだった。濃厚だけど、コテコテしすぎてなくて、超うまし!!!
このフランスのボルディエ・バター、世界一のバターと呼ぶ人もいるくらいで、ニューヨークでも限られたお店でしか買えない入手困難の品。しかも種類がめちゃくちゃ豊富で、燻製塩、海苔、ゆず、チリ、バニラマダガスカルなど、超魅力的なフレーバーが揃っている。ニューヨークではここで買えますが、前買いに行ったら売り切れだったので、売り切れ注意!
まずはスターター、ルバーブの押し寿司とスイートピースープ。
ルバーブという食材は今が旬らしく、この日のディナーでめちゃくちゃ登場します。日本でいう生姜のような立ち位置なのかな?セロリのような食感で、酸味がかなりある。
スイートピースープは感動の美味しさ。優しい甘味が出ていて、出汁のような旨味も感じる。ブラックペッパーオイルのピリッとしたアクセントがとっても良い!このオイル欲しい(笑)
6品コースの「Softly Poached Egg(ポーチド・エッグ)」。ポーチドエッグに、ホイップヨーグルト、そして贅沢にキャビア。下にはしっかり香るハーブソース。
カリカリのパン?につけていただく。濃厚なんだけど、ヨーグルトとハーブが加わってさっぱりもしている。
10品コースの「Egg Toast(エッグ・トースト)」。これまたビジュアルがすごい。サンドイッチされている黄身は塩漬けしたような味わいで超濃厚、パンはサクサク、キャビアの塩味と食感が加わって、酒が進む進む!!!
酒が進みすぎる前菜につき、早速白ワインに移行。
むむ、何やらお箸が出てきた。日本風料理が出てくる予感。
10品コースの「Japanese Madai Sashimi(真鯛のお刺身)」。これはめちゃくちゃ爽やか!!!マスカットのジュレに、マスカット、そしてハーブ・バターミルクが添えてあります。さっぱりと食べられるお刺身でした。ただJapanese Madai Sashimiというからには、もっと素材感、そしてジャパンらしさも出して欲しかった(笑)
6品&10品の唯一の共通メニュー「Yellowfin Tuna Noodles(マグロ・ヌードル)」。こちらは1997年の開店当初から出している、シグニチャーディッシュとのこと!
ヌードルの名の通り、マグロが麺になっている!食べるラー油のようなピリ辛ソースに、バルサミコ酢っぽい酸味、そしてアボカドのまろやかさもあって、めちゃくちゃ美味しいです。フレンチでこれが出てくるのは、意外感すごいけど、とっても面白い!将来もし居酒屋を開いたら、「マグロのジャンジョルジュ」という名前で出そうと決めた(パクリ笑)。
10品の「Warm White Asparagus(ホワイト・アスパラガス)」。桜とジンジャーハニーのソースです。まるで桜餅のような、酸味と甘みのバランス。
6品の「Green Asparagus(グリーン・アスパラガス)」。これまたピリ辛のソースがうまい。ヴァン・ジョーヌ(黄ワイン)という特殊な白ワインを使っているらしく、旨味凝縮系ソースです。アミガサダケというキノコも入ってた。
10品の「White Chocolate Gnocchi(ホワイトチョコレート・ニョッキ)」。ここから、6品コースの私は怒涛のおあずけタイムがスタート(笑)
こちらは女子が絶対好きな一品。スイートポテトのような、白味噌のような、そういう類の甘さを感じるニョッキ。ホワイトチョコレートと言われないと、わからないかも。ニョッキの表面は、カリッと焼かれていて、食感が良い。
メインの前に赤。こちらはジャン・ジョルジュブランドのワイン!これ美味しかった。
10品の「Steamed Black Sea Bass(スズキの蒸し焼き)」。これはクセになる辛酸っぱいソースで、タイとか東南アジアを思わせる味わい。このソースにもルバーブが使われているのです!淡白なスズキに、このクセになるソースがよく合います。
10品の「Roasted Maine Lobster(メイン州ロブスターのロースト)」。空豆とアミガサダケが添えてある。プリプリのロブスターは塩っけが結構あるけど、空豆やフェンネルと一緒に食べるとちょうど良い。
10品の「Sauteed Foie Gras(フォアグラのソテー)」。薔薇を含んだオリーブのシーズニングがふりかけてある。添えてあるのはライチのピューレ!濃厚でねっとりとした食感のフォアグラに、ライチの爽やかさ(ピクルスのような味わい)、オリーブと薔薇の風味、そしてブリオッシュのカリカリ感、全てが一体となっておいしいです。
6品の「Charred Squab with Za’atar(焦がし鳩とザアタル)」。こちらは中東の味。ザアタルというスパイスで味付けした鴨を焦がし気味にグリルしているようなのですが、この鴨、弾力が凄まじい!!!プリっプリで、美味しすぎる。それに、中東を思わせるスパイスと焦げ感がたまらない。手前の赤いソースはこれまた酸味強めです。
10品の「Elysian Farm Lamb Chop(ラムチョップ)」。トルコのケバブのような、結構ファンキーな味付け。ヨーグルトきゅうりソースは爽やかで後をひく感じ。ラムとの相性バッチリ。
デザート前のお口直し。ハイビスカスとココナッツのさっぱりシャーベット。
6品のデザートは「70% Chocolate(70%チョコレート)」。濃厚な大人のチョコレートケーキ。ドライチェリーやポートワイン、エスプレッソなどが使われている。
10品のデザートは「Rhubarb(ルバーブ)」。出た、ルバーブ!!!このデザート、目玉親父かと思った。目玉を割って食べます(笑)ルバーブの酸味が活きた、爽やかなデザートです。
お誕生日祝いだと伝えていたら、追加でチョコレートケーキのプレゼントが!!!プレゼントボックスの形になっていて可愛いのと、このケーキがめちゃくちゃ美味しかった。先ほどの大人チョコレートケーキよりも甘味があって、そしてスポンジも入ってた!デザートで一番好きだったかも(笑)
まだ終わりません。食後のコーヒー&ティータイムには、ワゴンでチョコレートが運ばれてきた!!!
チョコレートはオレンジピール、セサミ、ヘーゼルナッツ、ベリー系でした。食べきれなかったら、持ち帰らせてくれた!
パウンドケーキのおみや付きです。
まとめ
お会計
ワインを3杯ずつ頼んで、チップ前で2人で$755.59(1人$378)でした。
店舗詳細
(ジャン・ジョルジュ)
営業時間:16:45-20:45
定休日:月曜日
電話番号:+12122993900
公式サイト:http://www.jean-georgesrestaurant.com/jean-georges/
予約サイト:https://resy.com/cities/ny/jean-georges(Resy)
https://www.exploretock.com/jeangeorges/(Tock)
住所:1 Central Park West, New York, NY 10023
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
世界中の料理を取り入れたコースは、飽きさせない楽しい作りで、何よりニューヨークらしくて良い!我々のテーブルについてくれた方はとっても良い人で、ホスピタリティも素晴らしかったです。あと食事中、ジャン・ジョルジュさんが、客席の様子を覗きにきていました。オープンから20年以上経っていますが、今も厨房に立っているようなので、ジャン・ジョルジュクオリティが味わえるのではないでしょうか!
↓ニューヨークのミシュラン二つ星では、こちらがオススメ!
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