早食いするだけがホットドッグじゃないよね。グルメピエロです。
ベーグルやパストラミサンドイッチ、ハンバーガーなど、ニューヨークにはサクッと食べられるB級グルメがたくさんありますが、そこに割って入れそうなのが「Schaller’s Stube Sausage Bar(シャラーズ・スチューベ・ソーセージ・バー)」のホットドッグ。ドイツにルーツを持つ肉屋「Schaller & Weber(シャラー&ウィーバー)」が店の隣でやっています。クラシックなホットドッグからカレー味に、バインミー風とアレンジしたものまで食べることができます。セントラルパークが近いので、片手に持ちながら散歩をしてみるのはどうでしょう?
目次
Schaller’s Stube Sausage Bar(シャラーズ・スチューベ・ソーセージ・バー)
アクセス
このお店は、アッパーイーストサイドのヨークヴィルというエリアにあります。近くには、ラーメンも食べられるおしゃれなバーの「NR」があります。
お肉屋さんは1937年創業。ドイツ式のソーセージがおいしいと長年ニューヨークで愛されてきました。2014年に現在の3代目オーナーに引き継いだ際、ホットドッグなどを食べれるようにしたんだとか。
ホットドッグには、ドイツのフランクフルトで生まれたフランクフルターというソーセージが使われてきました。フランクフルターは茶色で細長いことから、犬のダックスフントに似ているとして「ダックスフントソーセージ」と呼ばれていたそうです。
そのダックスフントソーセージの漫画を描こうとした人が、ダックスフントの綴りを思い出せず、「ホットドッグ」と適当に書き、その漫画が新聞に掲載されたことで、この名称が広がったとされています。
ドイツ系肉屋が本店
こちらが本店のお肉屋さん「Schaller & Weber(シャラー&ウィーバー)」の店内です。お肉だけでなく、チーズやお惣菜も売られています。
店内にはドイツ食材がずらり。ドイツビールもこの充実ぶり!ドイツのお菓子もたくさん売られていました。
お店のソーセージもたくさん並びます。20種類以上あります!そして、パッケージデザインが可愛い!
一段上のホットドッグ
ホットドッグはどこにあるんだろう?と思ったら、お店の隣に小さなスペースがありました。窓口から注文します。店外の他に、狭いですが店内で食べるスペースもあり。
決まったメニューのほかに、自分好みにカスタマイズもできました!値段設定はホットドッグにしては結構強気で、1つ$10以上するものも。ニューヨークには、ネイサンズやグレイズ・パパヤなど有名店がありますが、その辺りと比べると3倍くらいする。
ちなみに、アメリカには、ケチャップを使わないシカゴのシカゴドッグや、メキシカン風のアリゾナのソノランドッグなどのご当地ホットドッグもあります。そんなご当地ホットドッグを探しにいろんな街を巡るのも楽しそう!
色々気になるメニューがあったのですが、こちらは「Saigon Special(サイゴン・スペシャル)」($12)。バインミーのホットドッグバージョンです!
パリッとタイプのジューシーなソーセージに、パクチーときゅうりとおなますを乗せ、シラチャーソース(アジア発祥チリソース。よく中華料理屋のテーブルに置いてあるやつ)を使ったアリオリソースをかけています。バンズは、食べ応えあるプレッツェルバン!ソーセージが、パリッとしていて美味い!シャウエッセンばりのパリパリ感。
「Curry Wurst(カリー・ワースト)」($9)。Wurstはドイツ語でソーセージという意味。こちらのソーセージはパリッと感がない、茹でソーセージのようなタイプで、食べやすいように1口サイズに切って載っています。
日本のオクトーバーフェストでよく出てくるような、ケチャップにカレー粉が乗っているようなソースではなく、しっかりとカレーソースがソースとして一体化していました。その分しっかりとソーセージに絡んでナイス!辛くはないので、子どもでも全然食べられてしまうはず!
まとめ
店舗詳細
(シャラーズ・スチューベ・ソーセージ・バー)
営業時間:月〜土曜日 11:00〜23:00 日曜日 12:00~18:00
電話番号:+16467264355
公式サイト:https://www.schallerstube.com/
住所:1652 2nd Ave, New York, NY 10028
オススメ度
★☆☆☆☆ 行く価値なし
★★☆☆☆ 微妙
★★★☆☆ 美味しい
★★★★☆ 絶対にまた行きたい
★★★★★ 唯一無二の感動店
※自信を持ってオススメするのが★4以上!
アメリカンな大雑把な味ではなく、しっかり美味しいB級グルメ。お隣でソーセージを売っているだけあって、実際に買うと少し割高な印象も受けますが、そこは「こうやればアレンジできるんだ!」というお勉強だとして考えるといいかも。お隣の肉屋でソーセージを買って自分流のホットドッグを作ってみてはいかがでしょう。
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