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どこが1番美味しいの!?アメリカのハンバーガーチェーン10選!【世界進出店から新興勢力まで徹底網羅】

ジャンクフード最高!グルメピエロ(オス)です。

アメリカを代表する食事といえば、ハンバーガーではないでしょうか。特に、ファストフードの充実度は半端なく、名の知れたハンバーガーチェーンだけで20以上存在します。世界の誰もが知るマクドナルドや、日本でも大人気のシェイク・シャック。地元密着型のイン・アンド・アウトや新興勢力のスマッシュバーガーなどなど。アメリカを代表するハンバーガーチェーン10社を一挙に紹介します。おすすめメニューや美味しい頼み方も紹介しているので、是非食べ比べてみては!?

ワールドクラスのバーガーチェーン

McDonald’s(マクドナルド)

マクドナルドとは

2021年末時点の店舗数は約4万店、世界一のハンバーガーチェーンにとどまらず、世界一のファストフードチェーンとなったのが「McDonald’s(マクドナルド)」。これまでサンドイッチチェーンのサブウェイが店舗数で世界1位とされてきましたが、2022年現在ではマクドナルドが上回っています。

マクドナルドの創業は1940年、マクドナルド兄弟がドライブイン型のBBQレストランとしてカリフォルニア州で開業しました。商品数の絞り込みや「スピード・サービス・システム」と呼ばれる効率的な提供方法で成功を収め人気に。その後、そのシステムに感銘を受けたレイ・クロック氏がフランチャイズ化に成功、いまのような世界的な人気店へと成長していきます(詳しい歴史はこちらから)。

マクドナルドの強みは、どの店舗でも誰でも同じような味が再現できること。それを支えるのがアイダホのポテトです。

アイダホポテトの歴史についてはこちらから。ポテトから半導体まで進化する街アイダホ州ボイシについてまとめています↓↓
日本進出

日本には1971年に銀座三越の1階に1号店を出店。当時は大行列だったようですね。日本人の外のもの好きは昔も今も変わらず。

ちなみにグルメピエロ(オス)の母は学生時代の初めてのアルバイトがマクドナルドだったそうな。当時は憧れのバイトだったらしい。

マクドナルドアプリがお得

マクドナルドについてはみんな知っていることだらけだと思うので、少しお得情報を。アメリカのマクドナルドアプリは絶対登録するべきです!

ポテトが定期的にタダになるほか、チキンナゲットが大量に入って5ドルというようなキャンペーンも。他に何も購入しなくても、ゲットできちゃうのも特徴です。小腹空いたから、ポテトタダでもらうとかいうような使い方もできます。アプリ経由で購入すればポイントが溜まって、他の商品と交換も!

マクドナルド

創業年 :1940年
発祥地 :カリフォルニア州サンバーナーディーノ
店舗数 :約4万店(うち93%がフランチャイズ)
売上高 :232億2300万ドル(2021年
上場 :ニューヨーク証券取引所
NY店舗 : あり

Burger King(バーガーキング)

バーガーキングとは

1954年にアメリカのフロリダ州マイアミで創業を始めた世界で2番目に大きなハンバーガーチェーン「Burger King(バーガーキング)」。店舗数は2021年末の時点で1万8700店舗以上で、100カ国以上に進出しています。世界で2番目・・・永遠の2番手・・・まるでドラゴンボールのベジータのような存在。

バーガーキングは「レストラン・ブランズ・インターナショナル(RBI)」というレストラン運営会社の1ブランドです。RBIはチキンサンドチェーンの「Popeyes(ポパイズ)」やドーナツチェーンの「Tim Hortons(ティム・ホートン)」などのブランドも持っています。レストラン数は合計で2万9000店と、世界有数の規模のレストラン運営会社です。

ハングリージャックス

オーストラリアでは「Hungry Jack’s(ハングリージャックス)」という名前で営業しています。バーガーキングが進出した際にはすでに名前が登録されていたため使えなかったことが理由です。

当時10代だったグルメピエロ(オス)は、オーストラリアのハングリージャックスでワッパーを食べて「バーガーキングの完全にパクリの店がある!こんなこと許されるのか!」と大変困惑しましたとさ・・・

特徴

バーガーキングといえば「Whopper(ワッパー)」。直火焼きした肉汁いっぱいのパティに店舗でカットしたトマトなどの野菜をたくさん盛り込んだバーガーが特徴。Whopper=デカイという意味で、その名の通り重さは1/4ポンド、カロリーは670カロリーあります。マクドナルドのハンバーガーの約3倍のカロリーです。

最近は伸び悩みと、ヘルシー需要からチキンサンドイッチや代替肉を使ったインポッシブル・バーガーも出しています。

余談ですが代替肉のバーガーはしょっぱさが気になる。実際に比べてみてもナトリウムの含有量が多い・・・これってどうなの?健康を考えるならいずれ技術で解決されるものなのでしょうか?

バーガーキング

創業年 :1954年
発祥地 :フロリダ州マイアミ
店舗数 :1万8700店以上(2021年末時点)
売上高 :234億5000万ドル(2021年
上場 :ニューヨーク証券取引所(運営会社RBIが上場)
NY店舗 : あり

Wendy’s(ウェンディーズ)

ウェンディーズとは

赤毛の三つ編みの女の子のロゴが目印の「Wendy’s(ウェンディーズ)」は、オハイオ州コロンバスで1969年に誕生しました。現在世界29カ国で6500店舗を展開する世界で3番目に大きなハンバーガーチェーン。ドラゴンボールでいうと・・・誰だ?悟飯?ピッコロ?ポジション的には一番忘れられてしまう位置ですね・・・

今でこそ多く存在しますが、「QUALITY is our recipe(品質こそレシピ)」というのが彼らが打ち出す哲学で、効率を追求するマクドナルドとは当時一線を画す存在でした。

ウェンディーちゃん

ロゴマークの三つ編みの女の子は、創業者デイブ・トーマス氏の愛娘がモデル。

特徴

ウェンディーズの特徴は、四角いパティ。 創業者の「don’t cut corners」という言葉にちなんだものらしい。角をカットしない、つまり手抜きをしないという意味なんだとか。バンズから肉がはみ出すとボリューミーに見えるし美味しそうにも見えます。

ウェンディーズ

創業年 :1969年
発祥地 :オハイオ州コロンバス
店舗数 :6500店以上(2021年末時点)
売上高 :18億9699万ドル(2021年
上場 :ナスダック市場
NY店舗 : あり

ウェンディーバース

ウェンディーズはメタ(旧フェイスブック)が運営するメタバース空間ホライゾン・ワールド内にウェンディーバースなる空間を設置。大企業の中でもいち早くメタバースに取り組んでいます。

メタバース空間でぜったいで触れても絶対食欲増さないし、この取り組みはマジで謎・・・

アメリカバーガー界の雄

Whataburger(ワタバーガー)

ワタバーガーとは

「Whataburger(ワタバーガー)」の創業年は1950年と、バーガーチェーンの中でも歴史がある部類。当時は、ドライブインとアメ車の黄金時代がちょうど始まった時期でした。創業の地テキサス州を中心に展開していて、全店舗の8割を占めています。ニューヨークには残念ながら店舗はありません。

両手でないと持てないサイズのバーガーを提供し、一口食べた客にお笑いコンビのバイきんぐの決め台詞「なんて日だ!」ならぬ「なんてバーガーだ!(What a Burger!)」と言わせたいという創業者の思いから出来たバーガーチェーンです。

特徴

特徴はなんといってもサイズ感。5インチ(12.7センチ)もある大きなバンズは、両手でないと持つことができません。注文してから作るスタイルをとっていて、パティは冷凍されてない牛肉100%を使用しています。

ワタバーガー

創業年 :1950年
発祥地 :テキサス州コーパス・クリスティ
店舗数 :約880店
売上高 :30億9000万ドル(21年米国のみRestaurant Business
上場 :非上場
NY店舗 : なし

Five Guys (ファイブ・ガイズ)

ファイブ・ガイズとは

「Five Guys (ファイブ・ガイズ)」は1986年、ワシントンDC近郊のバージニア州アーリントンで開業します。創業者のジェリー・マレルさんは4人の息子に対し「ビジネスをするか大学へ行くかを選べ」という問いをしました。そこで、息子たちがビジネスを選んだことで始まったのがこのお店です。後に5人目の子どもが生まれ、お店の名前の通り、ファイブガイズ全員がビジネスに絡むようになりました。

現在では、アメリカ国内に留まらず、ヨーロッパや中東、アジアにも拡大しています。店舗数は約1700店。さらに1500店ほどのオープンも検討しているとのこと(本当かよ)。

特徴

ファイブガイズの特徴はなんといってもトッピングの自由さです。15種類のトッピングを全て無料で追加することができます。なかなかトッピングを選べない・・・そんな時に使う2つの魔法の言葉が「All the Way」「Everything」です。同じ意味です。

All the Wayは、ファイブガイズとしての基本のトッピングです。レタス・ピクルス・トマト・グリルドマッシュルーム・グリルドオニオン・ケチャップ・マヨネーズ・マスタードが入っています。もちろん玉ねぎは苦手という人は、玉ねぎ抜きのオーダーもできます。色々遊んでみるのがオススメ。

そして、ピーナッツがもう1つの特徴です。ファイブガイズのポテトはピーナッツ油で揚げています。そのため「ピーナッツアレルギーの人お断り!」のサインも。さらにピーナッツはタダで食べることができます。

美味しい頼み方

写真が汚いですが・・・左がAll the Wayと注文したバーガーです。肉のパワフルさはバーガーキングよりもある気がします。バンズは他よりも甘さがある。ポテトはノーマルの塩味も注文できますが、ケジャンスタイルを注文。少しピリ辛でこれが美味い!シャカシャカポテトよりも自然に絡まっているので、味のムラが出ず、飽きずに食べられる感じ。ビールのおつまみにしても良いかも。

ファイブ・ガイズ

創業年 :1986年
発祥地 :バージニア州アーリントン
店舗数 : 約1700店
売上高 :17億1100万ドル(21年米国のみ Restaurant Business
上場 :非上場
NY店舗 : あり

In-N-Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)

イン・アンド・アウト・バーガーとは

1948年、カリフォルニア州初となるハンバーガーのドライブスルーを、わずか10平方フィート(3平方メートル)のスペースで開いたことが始まり。創業者は毎日夜明け前に肉を市場で調達して仕込みをするなど、食材にこだわっていたといいます。

主に西海岸にしか店舗がないことで有名なイン・アンド・アウトですが、その理由はバーガーの鮮度を保つため。パティは冷凍したものを使っておらず、全ての店舗はパティ工場から半径300マイル(約480キロ)圏内に位置しています。パティ工場は、カリフォルニアとテキサスにしかないんだと!

美味しい頼み方

イン・アンド・アウトバーガーの注文にはちょっとしたテクニックが必要です。なぜなら、ベスト頼み方がメニューには載っていないから!ふらっと入って「セットのナンバー1ください」、じゃ全然ダメなのです。

これは、セット1のダブル・ダブルと呼ばれるいわゆるダブルチーズバーガーです。確かに美味しかったのですが、カルト的な人気を誇るほどなのか?と首を傾げてその時は終わりました。

カリフォルニア出身でイン・アンド・アウトを食べて育ったという友人に聞いたところ、ベストな頼み方は裏メニューの「アニマル・スタイル」とのこと。なんだそのワイルドな名前は!と思ったのですが、頼んでみると大正解でした!

バーガーにもポテトにもアニマル・スタイルが存在します。細かく刻んだグリルドオニオンやピクルス、そこにスプレッドと呼ばれるサウザンアイランドのようなソースが大量にかかっています(このソースのレシピは秘伝らしい)。このソースの甘さが肉の香ばしさと合間って最高!高校生の頃ならきっと毎日食べていたであろうジャンキーで病みつきになる味。

ポテトについては、アニマル・スタイルはちょっとやりすぎと感じました(笑)個人的には、元々の素朴なポテトが十分美味しいと感じたので、アニマルスタイルのバーガーにノーマルのポテトを注文するのがオススメ。

注文の仕方は「セットのナンバー1をアニマルスタイルで!」と頼めばオッケーです。

イン・アンド・アウト・バーガー

創業年 :1948年
発祥地 :カリフォルニア州
店舗数 :約330店
売上高 :16億5100万ドル(21年米国 出典Restraurant Business )
上場 :非上場
NY店舗 : なし

Sonic Drive-In(ソニック・ドライブイン)

ソニック・ドライブインとは

ソニックは、中南部のオクラホマ州発のファストフード店。最大の特徴はドライブイン型であることです。車でお店に乗り付け、車に乗ったまま注文。すると、そこへハンバーガーなどの商品が届くシステムです。この様なシステムを用いているので、基本的に店舗は郊外や田舎によくあります。

ソニックは1953年に現在の形の原型となるプロトタイプ店が出来ます。当時としては新しい、車に乗ったままスピーカーに呼びかけて注文をするスタイルで一気に人気となります。その後、フランチャイズを展開しアメリカの自動車文化と共に全土へ広がります。

ソニックは2018年にダンキンドーナツやバッファローウイングなどのブランドを持つインスパイア・ブランズに買収されています。

頼み方

この様に車が1台ずつ入るスペースがあります。運転席側にメニュー表兼注文する機械があって、ボタンを押して注文します。アメリカはたいていコンボ/セットに番号での名前がついているのでそれを言えばオッケー。機械にクレジットカードの差し込み口があるので、その場で決済まで行えます。あとは車の中で待つだけ。なぜ郊外に住むアメリカ人にデブが多いのかよくわかりますね・・・(笑)

左が普通のチーズバーガーです。マヨネーズとケチャップが入っていること、チーズが一番下にきていることが特徴的。マヨネーズが入っていることで野菜の部分がサラダっぽい感じがする。右はオニオンリング。他にもテイター・トッツなどフライ系が充実。ホットドッグなども人気です。

ソニック・ドライブイン

創業年 :1953年
発祥地 :オクラホマ州
店舗数 :3500店以上
売上高 :58億ドル(21年米国のみ)
上場 :非上場
NY店舗 : あり(クイーンズ店はドライブインなし)

Habit Burger & Grill(ハビット・バーガー&グリル)

1969年にカリフォルニア州のサンタバーバラで誕生したのが、「Habit Burger & Grill(ハビット・バーガー&グリル)」です。ローカルで愛され西海岸を中心に385店を出しています。

2020年にレストランチェーンのヤム・ブランズの傘下へ入りました。ヤム・ブランズはケンタッキーフライドチキンやタコベル、ピザハットなどのブランドを持つ企業です。

頼み方

一押しである「Charburger with Cheese(チーズチャーバーガー)」を頼むのがいいでしょう、肉がしっかり香ばしくて、チェーン店としてはとてもしっかりしています。

それと定期的に復活する「Spicy green beans(スパイシー・グリーン・ビーンズ)があればなおラッキー通常はこのソースのかかっていない版があるのですが、ちょっと物足りなさがあります。

ハビット・バーガー&グリル

創業年 :1969年
発祥地 :カリフォルニア州
店舗数 :385店(2024年時点)
売上高 :7億ドル(21年米国のみ)
上場 :親会社のヤム・ブランズが上場
NY店舗 : なし(ニュージャージー州に複数)

新世代バーガーチェーン

Shake Shack(シェイク・シャック)

シェイク・シャックとは

「Shake Shack(シェイク・シャック)」は2001年、ニューヨーク市マンハッタンのマディソン・スクエア・パーク内にオープンした小さなホットドッグスタンドが始まり。マディソン・スクエア・パークは今でこそ活気あふれますが、当時は荒廃。活性化させるための市の取り組みの一環で、著名なレストラン経営者であったダニー・メイヤー氏がホットドッグスタンドを手掛けたのです。

みるみるうちに人気となったホットドッグスタンドですが、その後メイヤー氏は入札に勝ち常設店を置く権利を得て、2004年に現在のシェイク・シャックへと転身させます。ハンバーガー店も人気を博し、行列状況を確認できるライブカメラ「Shack Cam(シャック・カム)」が登場したほど。今では日本含め世界各国に展開する人気バーガーチェーンとなりました。

ダニー・メイヤー氏

ニューヨーク最大級の外食グループ、ユニオンスクエア・ホスピタリティ・グループの創業者兼CEO。シェイク・シャックのオープン前から、ニューヨークで数々の人気レストランを手がける。1985年創業のユニオン・スクエア・カフェや1994年創業のグラマシー・タバーンなどが有名。

特徴

新世代バーガーの筆頭となるのが、シェイク・シャックではないでしょうか。マクドナルドよりもプレミアム感のある、ちょっとおしゃれなバーガーです。パティはアンガスビーフ100%で、ふわふわのポテトバンズを使用。クリンクルカットのポテトフライや、名物シェークなどサイドメニューも充実しています。

創業者の人脈が活きているのか、有名店とのコラボが盛んなのも特徴です。これまでにイレブン・マディソン・パークのダニエル・ハム氏やダニエルのダニエル・ブールー氏、モモフク・コーのデヴィット・チャン氏など、NYでミシュラン星を獲得した著名シェフと組んでいます。日本からは、外苑前にある2つ星店「傳」のシェフが味噌ソースのバーガーでコラボしたことも!

おすすめメニュー

王道「Shack Burger(シャック・バーガー)」は間違い無いですが、オススメしたいのがマッシュルームフライを挟んだ「Shroom Burger(シュルーム・バーガー)」!ビーガンと書かれていたので、頼まずにしばらく過ごしてきましたが、フライカリカリ、マッシュルームがジューシーでめちゃ美味しい。きのこなのにかなり食べた感があります。

チェダーチーズとカリカリベーコンがどっさりのった「Bacon Cheese Fries(ベーコン・チーズ・フライ)」と滑らかな「Milk Shake(ミルクシェーク)」も欠かせません。

シェイク・シャック

創業年 :2004年
発祥地 :ニューヨーク州マンハッタン
店舗数 :360店以上(2021年末時点)
売上高 :約74億ドル(2021年)
上場 :ニューヨーク証券取引所
NY店舗 : あり

Smashburger(スマッシュバーガー)

スマッシュバーガーとは

2007年にコロラド州のデンバーで創業した「Smashburger(スマッシュバーガー)」。後発ながら激戦のハンバーガー市場に割って入り、急成長しているチェーンです。そこに目をつけたのが、フィリピン発のファストフードチェーン「Jolibee(ジョリービー)」の運営会社。2018年にスマッシュバーガーの株式の過半数を取得しています。

特徴

スマッシュバーガーは、牧草で育てたアンガスビーフを使用。冷凍した肉を使わないのが特徴で、使用する野菜も新鮮さを売りにしています。

特製のスマッシャーと呼ばれる金属の器具を使って肉を押し付けて薄く引き伸ばして焼いていきます。表面積を広げて焦がす部分を増やすことで香ばしい香りを出しているのだとか。

この工程は中西部などで伝統的に用いられてきた方法です。ただ、グルメサイトのイーターによると、スマッシュバーガーの登場以降、このスタイルのハンバーガーがスマッシュ・スタイルとして認知されるようになったのだとか。スマッシュバーガーの力恐るべし。

ニュージャージーにある老舗「ホワイト・マナ」もこのスタイル↓↓

おすすめメニュー

それでは注文の実地編。店舗はオープンキッチンです。作っているところを見せることもコンセプトの1つのよう。

全く綺麗に撮れませんでしたが・・・「Classic Double Smash(クラシック・ダブル・スマッシュ)」「Smash Fry(スマッシュ・フライ)」を注文。

バーガーの方は確かに野菜が新鮮で、シャキッとした歯応え!肉はジューシーなものの、脂っぽさがないのが良いです。パティが2枚入っているのでサイズ感はそれなりにありますが、結構ぺろり。バンズが甘味があって他との差別化もいい感じ。ポテトはローズマリーとオリーブオイルが香り、パウダーでコーティングされたものと違い、ポテトに味がしっかりと染み込んでいる感じ。このポテトがファストフードチェーンで一番好き!

スマッシュバーガー

創業年 :2007年
発祥地 :コロラド州デンバー
店舗数 :230店舗以上(8ヵ国に進出)
売上高 :1億8700万ドル(2021年米国のみ Restaurant Business
上場 :非上場
NY店舗 : あり

グルメピエロのベスト3

In-N-Out Burger(イン・アンド・アウト・バーガー)
通常メニューではダメ!裏メニュー「アニマルスタイル」を食べれば、西海岸でカルト的な人気を誇る理由がわかります。
Smashburger(スマッシュバーガー)
スマッシュ・スタイルという調理名を生んだほどのセンセーショナルな存在。大きいけど重くないバーガーに、ファストフードでNo.1のポテト「スマッシュ・フライ」が絶品!
Five Guys(ファイブ・ガイズ)
トッピングたんまりのボリューミーバーガーをぜひ!ニューヨークにいると若い兄ちゃんがたむろしているお店が多くて入りにくいけど、勇気を出して入れば後悔することはまずないでしょう。ピーナッツアレルギーの人は注意!

ファストフードではなく、グルメバーガーのNY最強はどこか?これを読めば全てがわかります↓
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