チャールストン

アメリカNo.1人気観光地「チャールストン」徹底ガイド!【グルメ・観光地・ホテルを紹介】

マンションって日本語と英語で表現してるもの差がありすぎてビビるよね。グルメピエロです。

アメリカ旅行で行きたい「ベスト・シティ」に選出されたこともあるのがサウスカロライナ州チャールストンです。街中には築100年の豪邸が立ち並び、美しい教会や先人たちが踏み締めて歴史を築いた石畳など、街を歩くとタイムスリップしたような気分にさせてくれます。南部の歴史を踏襲しつつも、進化させたグルメは絶品だらけ。様々なメディアやブログで絶賛されてきた街だけにめちゃくちゃハードルが上がったまま訪れましたが、感想は・・・「やっぱり最高!」。街が少し大きめなので2泊3日での旅行がちょうど良さそうです。

今回のブログでは、チャールストンと周辺のおすすめグルメから観光スポット、ホテルやお土産屋さんまで徹底網羅しています!!これを読んでおけば旅行準備はバッチシです。

Charleston(チャールストン)

チャールストンへのアクセス

チャールストンはアメリカ南部サウスカロライナ州の海沿いにある街です。

チャールストンへの行き方は様々ですが、グルメピエロが利用したのは旅客鉄道のアムトラック。東海岸を南北に縦断する線が通っています。セットで訪れたジョージア州のサバンナから利用しました。

アムトラックの駅は街外れにあるのでウーバーやタクシーでの移動が必要です。15分くらいででたどり着きます。空港から市街へは20分ほどです。

チャールストンの駅はとっても綺麗。ニューヨークも見習ってほしい。というかアメリカってニューヨーク以外綺麗ですよね・・・サバンナ駅からチャールストンはシーズンやシートによりますが1人大体30ドルくらい。レンタカーで乗り捨てにするとめちゃくちゃ高くなるので、今回はアムトラックを選びました。サバンナ〜チャールストン間は2時間弱でした。

チャールストンとセットで行きたいサバンナについてはこちらから。

チャールストンってどんなところ?

サウスラロライナ州チャールストンは、サバンナと同じく南部貿易の中心として栄えた街です。いまも成長を続けていて、人口は州都のコロンビアを抜いて1位に。人・文化・金の集まる街です。街は綺麗に区画整備されていて治安が良いため、安心して旅行できます。

チャールストンはイギリスの植民地時代の初期から栄えた町ですが、独立戦争の時にはイギリスに陥落させられたり、合衆国から最初に独立し南北戦争の発端となるなど何かと争いの絶えない地。それでも街は美しく保存されていて、魅力満点です。

ベストシーズン

チャールストンはアメリカ南部ということもあり、真冬も暖かいのが特徴です。

最高平均気温最低平均気温
1 月13.7℃(56.7℉)6.0℃(42.8℉)
2 月15.3℃(59.6℉)7.5℃(45.5℉)
3 月18℃(65.0℉)10.8℃(51.6℉)
4 月22.2℃(72.0℉)14.8℃(58.8℉)
5 月25.9℃(78.7℉)19.5℃(67.1℉)
6 月29.1℃(84.5℉)23.3℃(74.0℉)
7 月30.8℃(87.6℉)24.9℃(76.9℉)
8 月30.2℃(86.4℉)24.5℃(76.1℉)
9 月27.7℃(82.0℉)22.1℃(71.8℉)
10月23.6℃(74.6℉)16.9℃(62.5℉)
11月19.6℃(67.3℉)12℃(53.6℉)
12月15.2℃(59.5℉)7.5℃(45.6℉)

真冬でも最高気温は15度超え!!!あったかいですね。とはいえ真夏はめちゃくちゃ暑いです。暑さプラス湿度は呼吸し辛く溺れそうな感じに。さらに、夏はゲリラ豪雨に打たれることもしばしば。 ということでやはり訪れるならベストは351011あたりでしょう。

歴史溢れる美しい街並みに触れる

パステルカラーの南国の街並み

街を歩くと南国特有のパステルカラーの建物がたくさん。街道の木々も南国です。

街はどこを切り取っても画になる美しさです。

グルメピエロ(オス)がランニングした道。走るのは大変でしたが雰囲気があってとても気持ちよかった。こうした石畳の道が至る所にあって、歴史を感じさせます。

チャールストンは日本語的なアパートという意味のマンションではなく、英語的な意味のマンション=大邸宅が多くあるのも特徴です。整備された大豪邸は外から見ても圧巻。そんなのが延々と並んでいるのでびっくらこきます。

ニューヨークから車で行ける距離のロードアイランド州にも大豪邸がたくさんあって、ここを巡るのも楽しいです。金持ちの世界って果てしないと痛感させられます。

便利なシェア自転車

チャールストンは歩いても十分回れるサイズなのですが、繁華街から少し離れた豪邸街を組まなく回ってみよう!となると移動の手段が必要です。そんな時に便利なのがシェア自転車です。

街中にいくつも駐車スペースがあるので、適当なところで借りて街を巡ることができます。

自転車は街並みに合ったパステルブルー!!

アプリは不要で、ブラウザ経由で借りることができます。システムが若干古いので少し手こずりますが、ガイドもあるのでそれを参考にして見てください。自転車で走る朝の海沿いは最高です。

街をサイクリングするとこんな感じ!雰囲気をぜひ映像でも!

ラッキーだったらイルカに会えるかも?

海に面しているので運が良ければ、遊びに来ている?イルカに出会うこともできます。さすが南部、海水も暖かいのでしょう。

観光スポット

歴史あるプランテーション「マグノリア・プランテーション」

「Magnolia Plantation and Gardens(マグノリア・プランテーション・アンド・ガーデンズ)」が出来たのは、1676年。なんと、独立戦争(1775年)よりも100年も前に出来たプランテーションです。南部にできた最初の観光スポットで、アメリカ最初の植物園なんだそうです。

チャールストンの街中からは車で30分かからないくらいの距離にあります。

森の中に赤い橋。映える。

黒鷺かな?

ワニ!!エサあげちゃダメだって。エサあげる以前に、出くわしても大丈夫なの?(笑)

ジャングルブック的な雰囲気。スパニッシュモスが垂れてる感じが少し怖い。

植物園だから色んな植物を期待してたんだけど、スパニッシュモスがかかり過ぎて全部同じに見える問題があります(笑)

プランテーションの入園料は1人29ドル。この家に入るのにさらに10ドル。他の施設やボートなどそれぞれお金のかかる「浅草花やしき」方式を採用しております。

「お、おい。こっち見んな(笑)」プランテーション内には放し飼いにされたクジャクがいます。めっちゃ綺麗。

中には無料の動物園があります。子どもも楽しめる空間です。正直ここが1番楽しかった。クジャクを50cmくらいの距離で見ることができます。色鮮やかで、美し過ぎて焦る。

Magnolia Plantation and Gardens(マグノリア・プランテーション・アンド・ガーデンズ)
公式サイト:https://www.magnoliaplantation.com/index.html
オススメ度:★★★☆☆

戦闘機がたくさんの軍艦ミュージアム

チャールストンの街から車で10分ほどの場所にあるのが「Patriots Point Naval & Maritime Museum(パトリオットポイント海軍海洋博物館)」です。

航空母艦のヨークタウン1艦丸ごとが博物館になっています。ヨークタウンの戦艦の名前を受け継いだ4隻目で、この船はベトナム戦争にも向かったようです。3隻目は第2次世界大戦で大日本帝国と戦闘をしたそうです。

艦橋にも登れます。

戦闘機が甲板に沢山並んでいます。全部で10機くらい飾られていて、さまざまな時代の戦闘機があります。

ヘリコプターも。所々塗装が禿げていたり、使用感があります。

船の中には、アポロ8号のカプセルが。なぜなんだ?と思っていたら、この船はアポロ8号のクルーとカプセルの回収を行なった船なんだそうです。戦争で使われた戦闘機とそれを笑顔で見ているアメリカ人、グルメピエロはどういう表情をしたら良いのかわかりませんでしたが、宇宙の発展の部分に関しては心からすごいなと感じさせられました。

入館料は大人1人27ドルです。窓口で並ばず、ネット購入しておくのがオススメ。

「Patriots Point Naval & Maritime Museum(パトリオットポイント海軍海洋博物館)
公式サイト:https://www.patriotspoint.org/about/
オススメ度:★★★☆☆

海沿いの豪邸とビーチ

チャールストンの街から車で20分ほどの距離の場所にある「Isle of Palms Beach(アイル・オブ・パームズ・ビーチ)」がめちゃくちゃおすすめです。道が一本なので夏場は混むので行くなら倍の時間かかると思ってください。

ビーチへの途中はこんな感じで大湿原?が広がっています。これもアメリカ的な風景でとても好きです。そして、ビーチに近づくと現れるのが大豪邸!!

延々とこんな大豪邸ばかりが続きます。アメリカの金持ちってすげえ。

朝早くに訪れたのですが、ホテルが自分たちのパラソルを出していてポジション取りをしていました。いいところを取るなら朝から行くのがいいのかも?

桟橋が綺麗ですね。桟橋を見ると映画「ロード・オブ・ドッグタウン」のオープニングを思い出します。あれはカリフォルニアですが、こういう桟橋ってアメリカらしくてすごく好きです。

ワニを探せ!「カー・カー・インタープレティブ・センター」

南部アニマルが見たい!と思い帰る前に思い立って野生動物がたくさんいる公園「Caw Caw Interpretive Center(カー・カー・インタープレティブ・センター)」に行ってきました。カー・カーって名前がかわいい。目的はワニを見ること!この地域一帯が保護区になっていて、その中に整備された散策コースがあります。1週1時間半くらいで回ることができます。

いかにもワニいそう!冒険の香りがする!

光を通さない沼地。これどうなってるの?地獄ってこんな感じかな?と想像させられます・・・

ワニを探せども探せども見つからない・・・出会った動物というとこのトカゲくらい。

両サイドは米です。この辺りはプランテーションも含めて米が有名な地域です。こういうところに隠れているのでしょうか?訪れた時間が一番日が照っていた時ということもありワニはかくれていたのでしょう。残念だ。

運が良ければこんな感じに見ることができるらしい・・・思ってた数倍デケエよ!これ出くわしてたら悲鳴あげてたわ(笑)食べ過ぎた後には丁度いい散策でした。お散歩にどうぞ。逃げる用にしっかり運動靴を履いていってください(笑)

Caw Caw Interpretive Center(カー・カー・インタープレティブ・センター)
公式サイト:https://ccprc.com/53/Caw-Caw-Interpretive-Center
オススメ度:★★★☆☆

ホテル

素敵度200%のブティックホテル「フルトンレーン・イン」

チャールストンのホテルで激しくお勧めしたいのが、Fulton Lane Inn(フルトンレーン・イン)」。これまで紹介したホテルの中では、おそらく2番目にオススメ!!!お部屋もサービスも両方とっても良いホテルです。

↓最もオススメしたいのはNYフィンガーレイクスのワイナリーホテル。このお値段で立地が最高。

素敵な細道を通って、ホテルの入り口に。ホテルの裏側には大きな駐車場があって、1泊20ドルで出入り自由になる駐車券をもらえます。

こちらが宿泊した「Petite Suite」の部屋。めちゃくちゃ広いです!!暖炉付き!!!週末(金・土)に泊まって、1泊$411でした。

素敵すぎる。天井がとても広いのです。

このホテルの決め手が、浴槽が別にあるところ!!!しかもジャグジー付き。素晴らしい。

そして、この空間がとても素敵で好き。朝ごはんをここで食べました。

このホテルの素晴らしいのは、サービスの良さ!!ロビーで冷えた水のペットボトル貰い放題なのもそうですが、ここはお部屋での朝食も込み!!

隣の姉妹ホテルで、ワインとチーズのサービスも。素晴らしい!!!チャールストンに来たら、また絶対に泊まりたいホテルです!!!

■Fulton Lane Inn(フルトンレーン・イン)
公式サイト:https://www.fultonlaneinn.com/
オススメ度:★★★★☆

グルメ

デブ歓喜の朝ごはん「オクラ・グリル」

南部と言えば”チキン&ワッフル”!!フライドチキンとワッフルという悪魔の組み合わせ。その中でも最強のデブ飯が食べられるのが「Page’s Okra Grill(ページズ・オクラ・グリル)」です。朝8時から満席で活気のある店内は南部のドデカいアメリカ人たちがデブ飯をカッ食らっています。

メープルシロップをフライドチキンにドバドバーっとかけてワッフルと一緒に食べる。朝から2000カロリーはありそうなボリューム。胸焼けしながらも癖になって食べてしまいます。一見、大雑把な料理に見えますがワッフルにはコーンやハラペーニョが入っていたり、チキンも全体的なバランスを考えてシンプルな作りになっていたりと計算されていて素晴らしい。

詳しくは↓↓のブログから。ぜひ読んで胸焼けしてください!!

Page’s Okra Grill(ページズ・オクラ・グリル)
公式サイト:https://www.pagesokragrill.com/
オススメ度:★★★★☆

大行列の超人気店「ルイスBBQ」

本場テキサスの味を普及すべく、現地で育ち修行を重ねた店主が営むお店「Lewis Barbecue(ルイス・バーベキュー)」。チャールストンの街からは「気力があれば歩いてもいけるかな?」くらいの少し離れた場所にあります。ただ、歩いてでも行く価値あり。いや、這ってでも行く価値ありなのである。

BBQギークの店主が編み出したBBQは全て最強!!一口食べれば時間をかけてうまくしているのが伝わってきます。なによりも嬉しいのがサイズを自分で選べること。馬鹿みたいにでかいアメリカ人の平均サイズが出てきたら胃袋がはち切れてしまいますが、ここでは自分で適量を注文できます。全部1/4ポンドずつなんてことも可能で、なんどもお店にいけない旅人にとってはとても嬉しいシステムです。

グルメピエロのおすすめは「Sliced USDA Beef Brisket(ビーフ・ブリスケット)」です。これはなんとしても食べて欲しい。詳しくは↓↓の記事で書いていますので是非よろしくお願いします。思い出しただけでよだれがとまらない〜。

Lewis Barbecue(ルイス・バーベキュー)
公式サイト:http://www.lewisbarbecue.com/
オススメ度:★★★★☆

オニグラコロッケが美味しいビストロ「メゾン」

南部感が薄いので、観光的には優先度低めですが美味しかったのがフレンチビストロの「Maison(メゾン)」。ちょっと中心街からは距離がありますが、歩けます。

「Onion Soup Croquette(オニオン・スープ・コロッケ)」(1個$5)。このオニグラコロッケが最高の美味しさでした!!濃厚で旨味たっぷりのスープがじゅわぁ〜〜〜と溢れて、玉ねぎはトロトロ。

Maison(メゾン)
公式サイト:http://maisoncharleston.com/
オススメ度:★★★☆☆

南部的サイドメニュー「ホールズ・チョップハウス」

アメリカで各地を巡りながらやっぱり食べたいのがステーキ。チャールストンの人気ステーキ屋「Halls Chophouse(ホールズ・チョップハウス)」は、南部ならではのサイドメニューがたくさんあるのでとっても嬉しい。

ポテトの代わりに注文するのが、「Cornmeal-Fried Okra(フライド・オクラ)」($11)です。これがうまい!!とうもろこしパウダーを衣にしているからか、甘さがいい感じ。グルメピエロも家に帰って早速作って見たけど、オクラの緑を残したまま揚げるのが難しい。これぞプロのなせる技。

グリーンペッパーコーンのソースにディップ!!最高だ〜!!

ここの肉はニューヨークで食べるステーキと違って少し独特。好きな人はめっちゃ好きかもしれないです。

Halls Chophouse(ホールズ・チョップハウス)
公式サイト:https://www.hallschophouse.com/
オススメ度:★★★☆☆

アジアンテイスト光るシーフード「チャビー・フィッシュ」

予約不可のアジアテイストを取り入れたシーフード店が「Chubby Fish(チャビー・フィッシュ)」。開店前に到着するのがおすすめ。

最高に美味しかったのが「Chili Garlic Shrimp(チリ・ガーリック・シュリンプ)」($20)。ご飯の上にエビがのっているのですが、絡めてあるこの旨だれがたまりません。ご飯にしみれば、何杯でもいけそう。

Chubby Fish(チャビー・フィッシュ)
公式サイト:http://chubbyfishcharleston.com/
オススメ度:★★★★☆

大人気の南部名物ビスケット「ヴィシャス・ビスケット」

南部名物ビスケットを食べるならここ!!朝から大行列の「Vicious Biscuit(ヴィシャス・ビスケット)」。ビスケットを主役にした朝食メニューが充実しているのです。詳しくは↓↓のブログ記事から。

お店ではもっと豪華な感じで食べられます!!!(笑)朝ごはんをすでに食べてから行ったので、苦肉の策の持ち帰り。でも持ち帰ったビスケット単体、家でちょっとだけオーブンで焼いただけで、極上の美味しさでした。めっちゃおすすめ。

Vicious Biscuit(ヴィシャス・ビスケット)
公式サイト:https://www.viciousbiscuit.com/
オススメ度:★★★☆☆

おつまみ最強のバー「ザ・オーディナリー」

おすすめのシーフード&オイスターバーが「The Ordinary(ザ・オーディナリー)」。1920年台に建てられた歴史ある建物は、天井が高くて広々していて素敵な雰囲気です。

「Smoked SC Oysters(燻製オイスター)」($18)。ここでは極上のおつまみがいだたけます。風味が抜群によく、燻製の香りがたまりません!これは絶対頼むべし。

The Ordinary(ザ・オーディナリー)
公式サイト:https://eattheordinary.com/
オススメ度:★★★★☆

地元民激推しビール

チャールストンで地元民が激推しするのが「Edmunds Oast Brewing(エドモンド・オースト・ブリューイング)」。このビールを持って歩いているだけで、地元民から「このビールいいよな」と声をかけられたり、ホテルの従業員から「それ良いビールだよ」と言われたりと兎に角地元民からの愛され度合いがすごい。

ちなみに、ニューヨークのホールフーズでも見るようになりました。すごい!チャールストンから遠く離れた場所でも飲めるようになったのは嬉しい!

こちらも人気の観光地ナパバレーでグレートな街「セントヘレナ」についてまとめています。こちらも是非よろしくお願いします。

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