暇があったら遠出する。グルメピエロです。
ニューヨークに住んでいると、やること無くなってきますよね。観光で来た方も、1週間もいればニューヨークって意外とやることが無くなってくると思います。今回は、在住者も観光客にもおすすめの、ニューヨーク発1泊2日で楽しめる旅行先12選を紹介。車、電車、飛行機などの移動手段も含めて何で行くのがいいのか、訪れた先で何を楽しめるのかなどなどまとめていますので、これを活用してぜひ楽しい旅行計画を立ててみてください!
目次
ペンシルベニア州フィラデルフィア
アクセス
車だと1時間半〜2時間。電車だとマンハッタンのペンステーションから早ければ1時間ちょっとで到着します。Googleで検索すると車より電車の方が早いと出る珍しい街。マンハッタンから出るところの渋滞などを考えると確かに電車も便利かもしれません。ただ、街が意外と広いので車の方が便利だと思います。
移動時間を考えると、日帰りも可能な街です!
ロッキーと芸術に出会う
フィラデルフィアといえば、アメリカ独立宣言が裁決された歴史ある街。アメリカ独立にゆかりのあるモノや建物などが立ち並んでいます。他にも、映画ロッキーで有名なあの階段や、その階段があるフィラデルフィア美術館が有名。美術館にはゴッホのひまわりなど、日本人でも多くの人が知っている有名な画家や絵がたくさん飾られています。
歴史と芸術、そして名物フィリーチーズステーキを味わう街です!
どんな芸術に出会えるか、何があるか、何が美味しいのか、こちらでまとめています↓
B級グルメを堪能!
グルメピエロ流のフィラデルフィアを楽しむ方法は、なんといっても「フィリーチーズステーキ」の食べ歩き!フィリーチーズステーキは炒めた薄切り牛肉にチーズソースをかけ、細長いパンに挟んで食べるザ・デブ飯。大阪で言うたこ焼き屋みたいな感じで至る所にお店がある、フィラデルフィアのソールフードです。
こちらは、「Oh Brother Philly(オー・ブラザー・フィリー)」というお店のフィーリーチーズステーキ。チーズがとろっとでうまいのだ。
こちらの記事では6つのお店を紹介しています。旅立つ前にぜひチェック↓↓
ワシントンDC
アクセス
アメリカの首都ワシントンDCは、マンハッタンから車で4時間程度ですが、1番早い電車(アムトラックのアクセラ)で行くと3時間弱です。中心地は地下鉄やバスも充実していて車は不要なので、電車で行くのが便利!
そして、ワシントンDCはアメリカで最も運転しにくい都市とも言われています。中心部は駐車場探しも面倒臭いので、車で行ってもホテルに置いておくのがオススメ。
アメリカ政治の中心地
アメリカの政治の中枢となるような場所を巡ります。こちらは米国議会議事堂。スミソニアン博物館をはじめとした、美術館や博物館も充実しています。
ワシントン記念塔にホワイトハウス。ワシントンDCといえば、桜の季節が人気ですね!あと美味しいお店も最近増えているようなので、グルメも要チェック。
ロードアイランド州ニューポート
アクセス
ロードアイランド州ニューポートは、車でマンハッタンから3時間半ほど。電車では行きづらい場所にあります。
I-95という高速道路に乗るのですが、グルメピエロ(オス)的にはよく使う道路の中で一番嫌いな道路。開放的なアメリカの高速道路と比べ、狭いし見晴らし良くないし日本の道路みたいなので運転は少し退屈です。ただ、街につけば楽しい体験がまっています。
豪邸街と港町
ロードアイランド州のニューポートはおしゃれな港町です。街は海辺を中心に広がっています。
海辺に行くと、定期的にセーリングの船が出ています。水面近くまでかなり傾くので、アクティビティに参加してるぞって気分にさせてくれます。夏の暑い日には特に気持ちよさが倍増するので最高!
そしてロードアイランドの旅で忘れてはいけないのが、豪邸巡りです。アメリカで資本主義が急速に発展した1870〜80年代前後の「金ぴか時代」に建てられたという数々の大豪邸が海辺にあり、一気に回れるような遊歩道もあります。チケットを買えば中に入れるお屋敷も!
ロードアイランドの旅について、詳しくはこちらから↓↓
マサチューセッツ州ボストン
アクセス
マサチューセッツ州ボストンは、観光客がニューヨークとセットで訪れる率が高い街だと思います。迷うのが交通手段。車だと3時間半程度、電車だと1番早いので4時間弱、他にもバスや飛行機でも行けます。
ボストンでの駐車場代などを考えればオススメは電車。街中の公共移動機関も充実しています。
歴史と芸術に触れる
ボストンといえば、有名なのが「ボストン茶会事件」。植民地の人たちがボストンの港に停めてあった東インド会社の船を襲撃。お茶を海へと放り込みイギリスの兵隊と衝突し、アメリカ独立の前哨戦となった事件です。もともとイギリス政府に代表を送り込んでいないのに課税がされることに植民地の人たちは怒っていました。「代表なくして課税なし」、学生時代に歴史の授業で勉強したという人も多いのでは?あの場所がいまでは博物館となっています。
他にもボストンにはアメリカ有数の美術館、ボストン美術館があります。ルノワールやゴッホなど誰もが知っている、これ何かで見たことある!と思うような有名な絵画がたくさん。グルメピエロはゴーギャンの「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」を目的に訪れました。貯蔵作品はこちらから、目当てを求めてその作品の前で数十分向き合う、そんな訪問がオススメです。
シーフードとビールを堪能
ボストン名物はやっぱりロブスターロール。コロナ前に行った時、一番美味しいと思ったロブスターロールが「Row 34(ロウ34)」(左)。アメリカ最古だというレストラン「Union Oyster House(ユニオン・オイスター・ハウス)」(右)も雰囲気があってよいです。
ボストンはクラフトビールの街としても有名です。全国展開するお店から、わざわざ訪れなければ飲めないけど実力はピカイチのところまで、数多くのブルワリーが存在。
まずは王道の「サミュエル・アダムス」。ニューヨークのブルックリン・ブルワリーやシカゴのグースアイランドに並ぶ大きなクラフトビール醸造所で、アメリカの様々な州で購入できます。最近では、酎ハイ的なハードセルツァーにも力を入れています。
サミュエル・アダムスは定期的にブルワリーツアーを行っていて、ビール作りを見学することもできます。
ボストンで人気のクラフトビールが「トリリウム」。ニューイングランドスタイルのIPAに力を入れるブルワリーの中でも特に実力の高いブルワリー。店内にも広いバーがあるほか、持ち帰りもできるのでボストンの街を楽しんだ後にホテルでの一杯用に買うのもいいかもしれません。
メイン州ポートランド
アクセス
ポートランドはニューヨークから飛行機だと直行便で1時間15分、車だと5時間程度かかります。時間で見ると圧倒的に飛行機がおすすめなのですが、買った海鮮(特に塩水雲丹!)を持ち帰ろうと思うと車が良いという面があります。
比較的小さな街なので、車がなくてもウーバーなどを駆使すれば十分観光できます。
絶対食べたい雲丹!海鮮とビールの街
ポートランドに来て食べるべきは海鮮!名物ロブスターロールは何個も食べることになるでしょう。1番お気に入りだったロブスターロールが「The Highroller Lobster Co.(ザ・ハイローラー・ロブスター)」!
そして日本人にとり、訪問必須となるのが日本人が経営する「ISF Trading(ISFトレーディング)」。メイン州のウニを直接、安価で買うことができるのです。しかも、日本で食べるウニよりも美味しいくらいの、超ハイレベル。
ポートランドのベストシーズンは夏とされていますが、雲丹をゲットするために春か秋に行くことをオススメします。
↓ISFトレーディングの詳細はこちらでチェック!
ドーナツも人気店があります。メイン州産のジャガイモを使ったポテトドーナツのお店「The Holy Donut(ホーリー・ドーナツ)」は行列必至!
そして忘れてはいけないのがクラフトビール。人口およそ4200人に対して1つのブルワリーがあり、全米の主要300都市の中で最も多いんだとか。5つのブルワリーが1カ所に集まる「One Industrial Way (ワン・インダストリアル・ウェイ)」というエリアがあるので、ここに行くことをオススメします。
↓ポートランド旅行のまとめ記事はこちら!
↓ポートランドのブルワリー巡り詳細はこちら!
ジョージア州サバンナ
アクセス
南部ジョージア州サバンナは、飛行機だと直行便で2時間です。空港から市街地まではウーバーで20分程度。街は小さくて基本的に歩けるので、車は必要ありません。
ちなみに夏は湿度も気温も非常に高いので、避けることをオススメします。グルメピエロは7月に行って、かなりドロドロでした(笑)
可愛い街並みと絶品グルメ
ジョージア州サバンナは1733年にアメリカ初の計画都市として誕生。かつては奴隷貿易の中心地として栄えた港町です。悲しい歴史を持つ街ですが、今ではレンガや石畳など歴史的な街並みや景観を残し観光都市として栄えています。
南部ならではのカラフルで可愛い街が特徴。街を散策するだけでも楽しいです。
観光名所である川沿いの「River Street(リバーストリート)」は、多くの飲食店やお店が立ち並びます。雰囲気もとっても良い!
美食の街としても有名なサバンナ。本当に何を食べても美味しかったです。南部料理を“再定義”したとも言われているレストラン「Husk Savannah(ハスク・サバンナ)」は、ネットフリックスの番組「Chef’s Table(シェフズ・テーブル)」にも登場しています。
南部料理のグリッツやチキン&ワッフルなどを堪能しましょう!
サウスカロライナ州チャールストン
アクセス
サウスカロライナ州チャールストンは、飛行機だとニューヨークから直行便で2時間です。空港から市街地はウーバーで20分くらい。車があった方が便利ですが、街の中心地は歩きで回れます。サバンナとは電車(アムトラック)で2時間弱の距離なので、1泊2日だと足りないですがセットで行くのもあり。
こちらもサバンナと同じく、夏は非常に過ごしづらいです。ニューヨークが寒い時期に行くのがベストでしょう。
豪邸街とグルメの街
チャールストンはイギリスの植民地時代の初期から栄えた町ですが、独立戦争の時にはイギリスに陥落させられたり、合衆国から最初に独立し南北戦争の発端となるなど何かと争いの絶えない地。それでも街は美しく保存されていて、魅力満点です。
住宅街に入ると、豪邸だらけです。自転車を借りて街を回るのも楽しい。
中心地から車で10分ほどの場所にあるのが「Patriots Point Naval & Maritime Museum(パトリオットポイント海軍海洋博物館)」。戦闘機がたくさん展示されていて、かなり見応えがあります。
海沿いまで出るとリゾート地になっていて、ここにも豪邸がたくさん!
チャールストンはサバンナと同じく美食の街で、とにかく食べまくりました。南部名物チキン&ワッフルとシュリンプ&グリッツを食べられるレストラン「Page’s Okra Grill(ページズ・オクラ・グリル)」は非常にオススメです!
↓チャールストン旅行はこちらの記事でまとめています!
イリノイ州シカゴ
アクセス
ニューヨークからシカゴへは飛行機だと直行便で2時間15分です。オヘア国際空港から市街地まではタクシーで20分くらい。地下鉄もバスも充実しているので、車は必要ありません。
冬は非常に寒いので避けましょう。
食い倒れよう!グルメの街
シカゴはアメリカ第3の都市。古い建物と新しい建物が混在する街は、金融機関も多いことから少しシンガポールや香港などを思わせる雰囲気もある。街の中心を流れるシカゴリバーは、遊歩道が整備されていて、歩くと気持ちが良い!
↓シカゴリバーの遊歩道散歩しました。
シカゴは食い倒れの街です。アメリカで訪れた中でもトップクラスにご飯が美味しかった。何を食べても基本的にハズレなし。名物はシカゴピザだけではありません!
シカゴで複数店舗展開する著名女性シェフのブランチ店「Little Goat Diner(リトル・ゴート・ダイナー)は、非常にオススメです。世界の味×アメリカのダイナー料理が食べられます。
日本にも流通する有名ビール「Goose Island(グース・アイランド)」もシカゴです。ブルワリーは訪れると楽しい!
フロリダ州マイアミ
アクセス
アメリカ有数のビーチリゾートのマイアミ。ニューヨークからは飛行機だと直行便で3時間。ニューヨークから便数も多く、朝6時台の飛行機があるので、朝10時過ぎにはビーチでまったり過ごすことも可能です。時差もないので疲れにくい点でも週末のサクッと旅行にオススメ。
ニューヨークが寒い時期に行きたいのはもちろん、名物ストーンクラブは夏は食べらないので、オススメ時期は夏以外!
ビーチリゾートを満喫
マイアミビーチの散策や、その近くに広がるアール・デコ建築の建物探訪で古き良きマイアミを知り、ニョキニョキと生える高層ビル群で新しいマイアミと出会う。そんなことをしていたらあっと言う間に1泊2日が過ぎてしまうのですが、少し思考を変えてアクティビティに励むのもオススメ。
グルメピエロがオススメするのが敷地の95%が水域という海の公園「ビスケーン国立公園」です。泳ぐもよし、潜るもよし、ボートに乗るもよし、釣りをするもよしと海にまつわる様々なアクティビティを楽しめます。マイアミから車で1時間と、NYを朝出ればお昼頃のツアーに参加可能です。
グルメピエロが選んだのは、パドルボートという立ったり座ったりしながら漕ぐ、分厚めのサーフィンボードのようなものです。広大な土地に広がるマングローブの森をゆっくりと進む不思議な時間。めちゃくちゃ透明な海水で、泳ぐ魚も見えますし、ラッキーだとマナティーにも出会えるらしい。
詳しくはこちらから↓
何よりも忘れていけないのが、マイアミグルメのストーンクラブ。このカニは、食べるのは手の部分だけ。手を取ったら海へ本体をリリース。するとまたカニの手が生えてくるそう。なので、また次の年に食べることも可能なんだとか。
シーズンは10月半ばから4月一杯と限られているので、NYの寒い冬を抜け出してマイアミを訪れた時に食べるのがいいかも!
これ、グルメピエロが認定する世界で1番美味しいカニ。噛むとカニの身からカニジュースがドバーッと出て、旨味が口の中に広がります。
カリブの国々と近いことから、マイアミではたくさんのカリブ料理にも出会えます。こちらで美味しいご飯をまとめています。他のアクティビティについてもこちらから↓
NY州ロングアイランド
アクセス
ニューヨーク州の東側に飛び出た大きなエリアがロングアイランドです。南側にあるハンプトンも非常に人気です。泊まりでロングアイランドへ行くなら、ぜひ目指して欲しいのが最先端にある「North Fork(ノース・フォーク)」エリアです。
ノースフォークには海辺のグリーンポートという小さく可愛らしい街があり、夏場はちょっとしたリゾート地として人気。車ではマンハッタンから2時間強、電車だと3時間強かかります。
ブティックワイナリー巡り
最大の魅力はワイナリー巡りです。ニューヨークには他にも北部のフィンガーレイクスという有名な産地があるのですが、車で4時間かかるので、気軽に行けるのは圧倒的にロングアイランド。小規模なワイナリーが多く自転車をレンタルして回るのも楽しいです。
グルメピエロがオススメするのは「Croteaux Vineyards(クロトー・ビンヤーズ)」。ロゼだけを提供するワイナリーです。ワイナリーの雰囲気作りかとにかく可愛く女性好み!
ロゼワイン×マカロンの食べ合わせという組み合わせも最高!
こうしたロングアイランドの小さなワイナリーをこちらで一挙にまとめています。こちらもよろしくお願いします↓
グリーンポートの街にも小さなお店がたくさんあって楽しいです。ワイナリーに行って海辺で少しまったりするのも良し。ブランチ専門店の「Bruce & Son(ブルース&ソン)」で朝まったりしてからワイナリーに行ってワインを飲んでさらにまったり。そんな体験も素晴らしいです。
この時、グルメピエロは電車でロングアイランドを目指しました。この旅については映像でもまとめています↓↓
NY州オールバニー
アクセス
ニューヨーク州の州都「Albany (オールバニー)」は、車だと2時間強、電車だと3時間程度かかります。マンハッタンから北へ進む高速道路は基本的に混まないですが、週末の帰りは結構混むので注意してください。
コロナ真っ只中の頃、州知事だったクオモが奮闘していたことで、ニューヨークの政治の中心がマンハッタンではないことを知った人も多いはず。州都としての歴史は古く、アメリカの独立戦争後から実は州都となっています。
州議会議事堂など歴史のある建物が立ち並んでいます。
アクティビティは街を離れて
これといって特にやることはない街なので、オールバニーは軽く立ち寄るくらいがちょうど良い街。ただ、NYの上の方はドライブするには遠すぎることもあるので、ある程度何でもあるオールバニーを拠点として活用することもありかも。
拠点として遊ぶならオススメなのが巨大な鍾乳の洞窟「ハウ・カバーン」。真夏でも11度とひんやりした洞窟内は夏のアトラクションとして最適。
想像の10倍は楽しいので、ぜひ訪れて見て下さい↓↓
NY州レイクジョージ
アクセス
オールバニーよりもさらに北に位置する湖畔の小さな街がレイクジョージです。夏に避暑地として、あとは紅葉の季節もオススメ!「Queen of American Lakes(アメリカの湖の女王)」と呼ばれる綺麗な湖は静かな時間を過ごすには最適です。
車でマンハッタンから3時間半から4時間程度の距離にあります。オールバニーが通り道なのでレイクジョージを訪れる際に立ち寄るのも良いかもしれません。
湖畔の隠れリゾート
グルメピエロはレイクジョージで週末にホテルを取ってちょっとしたワーケーションをしました。1泊2日で十分ですが、住むように暮らす長期滞在も良いかもしれません。
↓長期旅行でオススメは、西海岸ナパバレーやロードトリップで国立公園巡りなど!
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